観光地をお散歩~愛知県 常滑市~

f:id:osanpowanko:20140227173908p:plain 【道の駅あれこれ:その23】

 

2022年11月、愛知県の常滑市をお散歩しました。

焼き物の街、常滑。
日本六古窯(常滑、瀬戸、信楽、備前、丹波、越前)のひとつで、日本遺産の認定を受けています。
常滑焼は全国各地の遺跡から発掘される歴史のあるやきものです。
常滑駅の隣、りんくう常滑駅にあるイオンモールは、大きな招き猫と周りを取り囲む小さなやきもの招き猫が印象的です!

 

f:id:osanpowanko:20140227173908p:plain INAXライブミュージアム

世界のタイル博物館、窯のある資料館など6つの館が敷地内にあります。

 

ミュージアムショップやピッツェリアも。
光るどろだんご作りやモザイクアートなど体験もできます。事前予約が必要な体験が多いです。

施設への入場は700円。

 

22mの大きな煙突のある(となり⁉の)建物。

資料館では土管を焼いた大正時代の窯と建物が保存されています。
工場の歴史や当時の様子が紹介されています。

 

日本の近代化を支えた常滑産の土管。戦後のインフラ整備を支えたと紹介されています。
土管を焼くときの大きな窯、煉瓦造りの大きな窯。

建物全体にある窯は大きくて、写真では伝わりません。


タイル博物館
世界各地の装飾タイルを展示紹介しています。

写真はメソポタミア地域の壁の装飾です。
クレイペグという円錐状のやきものでモザイク模様を作り出しています。

エジプトのタイルは美しい青色♪

床のタイルにも注目です!

便器コレクションもありました。

ミュージアムショップにはオリジナルのお土産も!

トイレの最中も販売!

テラコッタパークには建築陶器が保存展示されています。

レストランでは
薪窯で焼き上げたピザを頂きました。

パスタランチもあります!

  

f:id:osanpowanko:20140227173908p:plain 常滑焼セラモール

やきもの・雑貨の専門店が集まるショッピングエリア。

室内ではありません!
陶器屋さんが何軒も並ぶエリアです。

こちらは観光客向けのお店が並ぶメインストリート。
反対側には(業者さんが買いそうな)植木鉢10個で〇円。みたいなお店もありました。

おおきなツボ、瓶...何に使おうかな?


常滑を代表する焼き物ともいわれる急須から茶器、園芸・盆栽、保存容器、皿・うつわ、土鍋まで
いろいろあります。
お買い得な商品もありました!
同じような品でも、店によって価格が異なるので
いろんな店をまわってみても良いと思いますが...けっこう疲れます。

  

f:id:osanpowanko:20140227173908p:plain やきもの散歩道

AとBの2つのコースがあります。

今回は中心部のみをまわるAコース(1.6㎞)をちょっとお散歩します。
やきもの散歩道駐車場(8時間300円)を利用しました。

散歩コースは狭い路地が続く住宅街を通り抜けるように設定されています。
道案内板も設置されています。

焼き物のセレクトショップやガラス製品、アクセサリーのお店、カフェなどが点在しています。

ネコや散歩中の犬にも出会えます。

 

路地に残る煙突と窯の景色。

10本煙突の登り窯。
昭和49年まで実際に使われていた窯です。

土管が積まれた土管坂は撮影スポットとしても人気。

廻船問屋 瀧田家は有料(200円、水曜年末年始休館)で公開されています。


廻船主のひとつ、瀧田家が1850年ごろに建てた居宅を復元したたもの。
舟の模型やのぼりも展示されていました。
「お金持ちの家には素敵な庭があるんだね!」
常滑は、江戸時代から明治の初めごろにかけて廻船業も盛んな街でした。
伊勢湾周辺の地域と江戸を結んでいたのだとか。

 

つぎはどこをお散歩しようかなぁ...

 


 

【参考ホームページ・参照文献】