【道の駅あれこれ:その22】
2022年11月、愛知県と岐阜県の境にあるリトルワールドをお散歩しました。
名古屋市からちょっと離れた観光地をお散歩です。
リトルワールド
名古屋市から車(一般道)で1時間くらい。
駐車場は1日1000円。
入場料は大人1800円。
世界各国から移築された家や暮らしの紹介、グルメや衣装の体験などができる
野外民族博物館。
謎解きゲーム、オクトーバーフェスト、芋にまつり、アフリカングルメ マーケットなど期間限定のイベントも開催しています。
1周2.5㎞。
それぞれのゾーンで展示をじっくり見ていると、けっこう時間がかかります。
有料の園内周遊バスもあります。
まずは山形県の月山。茅葺屋根の伝統家屋。
となりは韓国。
地主の家が移築復元されています。
建物内に入ることもでき、造りや家財道具をじっくりと見ることができます。パネルや写真での解説もあります。
タイゾーン。さっそく料理を味わいます。
ホピアトートはタイの揚げ春巻き。
エビと貝柱です。
色によって味が異なり、エビはチリソース味貝柱は五目春巻き風でした。
サクサクでした、ちょっと油多めです。
パイナップルソフトやトムヤンクン、ガパオライスなどもありました!
タイの家も見学できます。
細工が美しい戸棚がありました。
トルコイスタンブール。
伝統的民家が復元されています。
女たちの間と男たちの間があり、男たちの間にはコーヒーテーブルがセットされていました。
この建物は富裕層が暮らす住宅であったと考えられています。
トルコゾーンではトルコアイスも販売!あのパフォーマンスもやってくれます。ケバブも美味しそうですが、もっと珍しい国の料理を食べるために我慢しました。
雑貨屋さんもありましたよ♪
インドの農村をモデルにした家。
キッチンを見ることもできます。
インドの食べ物屋さんでは、世界一甘い”と紹介されているものを食べました。
グラムジャム(グラブジャムン)。小麦粉のお菓子みたいなものにシロップが染み込んでいて、さらにたっぷりシロップがかかっています。
世界一?とは思えませんが、甘いです。元気になったので歩き続けられます。
ネパールゾーンには民芸品店があります。
洋服やCD、雑貨などを売っていて、
リトルワールド出入り口付近のお店にはないものも並んでいます。
ネパール仏教寺院は靴を脱いで、見学できます。
本堂1階の壁に描かれた六道輪廻(バヴァ・チャクラ)は輪廻転生を表しているのだとか。
やっとアフリカゾーンに到着。
タンザニア南西部に住む人の住居など
暮らしの展示も興味深いですが、食べたいものがあります!!
アフリカンプラザではワニやエミューといった珍しい食材を使った料理を楽しめます。
今回はシンプルに味わうために串焼きを注文!
思ったより小さい...この3本で1350円でした。
ラクダ肉は輸入が止まっているため、食べることができませんでしたが、代わりにエミューが期間限定でありました。
右端のエミュー。
歯応えすごい!なかなかかめないお肉です。
真ん中はダチョウ。
エミューより柔らかで、ちょぅとジューシー?
どちらの肉も、鶏肉というより脂の少ない牛肉のような感じです。
白い肉はワニ!さっぱりした味でした。
テント村という大きなテントの中では、小さなテントの展示。
ケニアやスウェーデン、モロッコといったいろんな地域のテントが集まっています。
ヨーロッパゾーンへ。
イタリアのアルベロベッロの家
フランスのアルザス地方の家
ドイツのバイエルン州の村
が再現されています。ヨーロッパゾーンにも食べ物コーナー、お土産コーナーがあります。
ドイツゾーンには、2階が玩具展示室になっている建物があります。
木製のおもちゃやクリスマスオーナメント。それらを作る工程の紹介。
「昔お散歩したザイフェンの町を思い出すね!」
おさんぽわんこヨーロッパ
立派なドールハウスや鉄道模型、テディベアも展示されています。
ミクロネシアの家は屋根が特徴的!
インドネシア バリ島貴族の家
貴族・僧侶階級の家が復元されています。
レンガ積みの基礎の上に木造家屋が建てられています。彫刻も施されている、立派な家です。
インドネシアでも串焼きを食べました。
羊の串焼き、サテ・カンビン・ビリビリです。
辛そうな名前なので、ソースは辛くないピーナッツにしました。
ひつじ 柔らかい!
続いてもお金持ちの家。
ペルー 大農園領主の家です。
領主の家は、中庭を囲むように回廊があり、浴室や客室、応接間、食堂、寝室などが並ぶ家です。
ペルー料理を楽しめる食堂もあります。
ピラクルのセビーチェ
白身魚のマリネ。細かく切られたピラクルは味がよく分かりませんでした。
爽やかな酸味が美味しい料理です。
ロモサルタード
現地のスパイスを使った牛肉とトマトの炒め物。ポテトも付いていて、値段相応って感じの満足できる料理でした。一番おいしかったです。
北アメリカゾーンを通り過ぎると
台湾 農家の家。
福建省から移住してきた漢族の伝統的な農家を復元したもの。
中国南部の建築様式(三合院)がもみられます。壁が厚いのは台湾の風土に合わせた特徴。暴風雨や強い日差しを避けるためだそうです。
風水の考えに基づき、前面に池が配置されています。
北海道アイヌの家
…の隣は、沖縄石垣島の家です!
これで世界一周です!!!
出入口付近にあるミュージアムショップとリトルワールドバザール。
各地域のお土産コーナーと
入り口のお土産コーナーとは売ってるものが違うことも!その場所にしかないものも多いと感じました。
チョコやソーセージ、お菓子類はリトルワールドバザールにもたくさんありました。
珍しい物、料理、を楽しめるとのことで楽しみにしていたリトルワールド。
いくつかのゾーンで食べましたが、
食べ物のクオリティがもっと高いといいのになと思いました。
また、土日祝のみの営業だったり、さらに数量限定の食べ物だったりと
平日にはないものも多いです。
あと、伝統衣装の貸衣装体験が5分程度と、けっこう厳しいルールだなと感じました。
タッチ決済など、現金以外の支払いができるのは便利でした。
食べ物を楽しみに行ったけれど
一番すごいと思ったのは本館展示室の暮らしの道具などの膨大なコレクション。
言語や社会などテーマごとに展示されています。
展示方法やデータが古いままのようでしたが、
現地の建物や、道具、映像資料など貴重なものがたくさんあるので
これからも頑張ってほしいな...って感じの観光スポットでした。
つぎはどこをお散歩しようかなぁ...