【訪問日:2018年12月】
今日は宮崎県の道の駅「北川はゆま」でお散歩です.
宮崎県の北側にある道の駅はゆま.延岡市北川町の国道10号線沿いに位置しています.また東九州自動車道の無料区間北川ICに隣接しています.
駅舎には北川町特産の杉ヒノキが使われています.物産館の上にはからくり時計が設置されています.『はゆまの音楽会』と名付けられた時計は毎日5回(10:00/12:00/15:00/17:00)演奏するそうです.時計の下の馬の絵が描かれている部分に仕掛けが隠れています.もう一ヵ所,馬がいます.道の駅はゆまは大きな馬のモニュメントが目印になっています.
「はゆま」とは早馬(はやうま)から転じた言葉なのだとか.早馬は飛鳥時代に設けられた駅制度の駅に置かれていました.
物産館(お土産・農水産物)
まずはお土産館からお散歩です.
お土産館には道の駅ブランド商品コーナーがありました.チキン南蛮の甘酢やタルタルソースなど郷土料理に使われる調味料がありました.お家でも宮崎の味が再現できますね♪ 宮崎県産の栗を使った黒ビールの隣に並んでいたのはジンジャーエールです.
「延岡産のショウガを使ったジンジャーエールなんです」と教えてくれました! 微炭酸でショウガの味を強く感じることができるそうです.もうひとつ,延岡の特産品を紹介します.
「北浦の月の塩」は透明度の高い北浦の海水から作っているそうです.物産館のスタッフさんによると「月の塩から揚げはお惣菜№1です!」とのこと.この塩を使った商品はほかにもあります.
「のべがくプリン」は地元高校と道の駅北川はゆまのコラボスイーツ.私立延岡学園高校には調理科があり,そこで学ぶ学生さんが地域振興のために地元の食材・素材を使用した商品開発を行いました.今では地元の人からも愛されるプリンとなっているそうです.2013年に開発されたプリン.卵も宮崎県産です.普通のプリンもありましたが《ころ》は程よい塩味でクリーミーさが際立つ塩プリンがお気に入りになりました.
パンづくり工房にも同校の卒業生がスタッフとして入り日々パンづくりに励んでいるとのこと.
《ころ》「工房はお休みかな!?」でも,パンは販売していましたよ.
お土産館にはお菓子もたくさん並んでいました.
日向灘の塩大福やマンゴーゼリーやチョコレート,県産のクリームチーズ,栗,日向夏の羊羹など地元の味を生かした商品たちです.大分県の近くということで,臼杵せんべいも販売していました.
お土産館と物産館の間には木工工芸品や陶器を扱うコーナーがありました.
農水産物を中心に販売する物産館です.
こちらのコーナーにもプリンやパン,ジンジャーエール,お菓子が並んでいます.
季節の果物コーナーには冬野菜,大根やカブがいっぱい! 冬は果物よりも野菜がオススメなのかな?でも柑橘類は種類も量も豊富でした!
物産館にはお弁当やお惣菜もあります.
このしろ寿司に似たお寿司やレタスまきもありました!
冷凍コーナーにあったのは...
イノシシの肉やさばき骨,鹿さし.めずらしいですよね.
《わん》「鹿のお刺身は大分県の道の駅いんないで食べたね!」
イノシシの骨は煮込んでスープにするようです.豚肉のソーセージやハンバーグ,味噌ぶたなど初心者向けの商品もありました♪
レストランはゆま
北川での水で育ったウナギや日向灘でとれた魚,宮崎県黒毛和牛,サツマイモで育てたおいも豚をつかった料理,オリジナルの南蛮酢で仕上げたチキン南蛮や冷や汁など…郷土料理から地元食材を使った旬の料理から選べるレストランです!
オリジナルのタレで漬け込んだ天然地魚日向灘丼(980円).
地魚は日替わりとのことで,今日はカンパチと言っていました.
冬にはカンパチが多いのだとか! 「夏はどうですか?」と質問したら,夏もカンパチが多いとのこと.脂ののったカンパチですが,さっぱりとしており甘みも感じます.歯ごたえもありました.季節によって身の質が変化するかもしれないですね.特性ダレは薄めの醤油味で美味しかったです.
うな重(2500円)
美味しい! 歯ごたえ,弾力がすごいです.箸で切れないほどの弾力でした.しっかりとした肉質の秘訣は出荷前に地下水で泳がせることにあるそうです.
《わん》「ネリンガで食べたウナギを思い出すね」
タレは辛くなくちょうど良い感じです.
このウナギは物産館で売っていた白焼きウナギと一緒かなぁ!?
延岡市北部にある北川淡水の養鰻場で生産された鰻には病気を防止する薬品が一切使われていません.北川の支流,多良田川の伏流水と独自のバイオ浄化技術が美味しいウナギを育てているそうです.
宮崎県で美味しいウナギに出会えました♪ 1日10食限定らしいので...美味しいウナギに出会えると良いですね!
延岡市の自然の中で養殖されているのはウナギだけではないようです.
宮崎県延岡市北川町はチョウザメの養殖地でキャビア生産の主要地となっています.
宮崎県では5種類のチョウザメを養殖しているそうです.県内の養殖業者がジャパンキャビア株式会社を設立し国内外でキャビアを製造販売しています.
最初に紹介したお土産館にはキャビアがありました!
「MIYAZAKI CAVIAR 1983」は,高塩分処理,防腐剤添加といった味を損なう工程を行っていないため,キャビア本来の味を楽しめるのだとか.
そして情報コーナーには...
チョウザメがいます.
サメの卵キャビアだけではなく,サメ肉も食べちゃうそうです.臭みや硬い骨がないチョウザメはカルパッチョやから揚げにするとおいしいのだとか.
ソフトクリーム
いもソフトは数量限定だそうです!
道の駅スタンプ
スタンプは観光案内所内にありました.
つぎはどこをお散歩しようかなぁ...
名称 | 北川はゆま(宮崎県-02) |
住所 | 宮崎県延岡市北川町長井5751-1 |
アクセス | 国道10号線沿い |
公式サイト | http://kitagawa-hayuma.jp/ |
ポイント | ウナギが美味しい! |
延岡観光協会:http://nobekan.jp/
「広報のべおか No.856」2013年11月.