道の駅「但馬楽座」の思ひで…

 

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今日は兵庫県の道の駅「但馬楽座」でお散歩です.

 

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道の駅「但馬楽座」は情報コーナーや地場産品販売施設だけではなく宿泊施設や温泉,レストランをも兼ね備えた施設です.最初に掲載した写真は,温泉施設やレストランのある建物です.

 

  f:id:osanpowanko:20140227173908p:plain レストラン「やぶ牧場」

 

但馬牛を堪能できるレストランです.

 

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但馬牛を使ったビーフシチューやすき焼きなど美味しそうな写真がお店の前に掲載されていました.
名物料理は「牛炙りとろ玉丼」.養父市の棚田で採れたご飯の上に,炙りローストのスライスと地元の高校で採れた卵が乗っています.人気No.1の「牛炙りとろ玉丼」は1日の限定数150食です.レストランのメニューは,お肉だけではなくサラダや魚介の寄せ鍋もありましたよ♪

 

  f:id:osanpowanko:20140227173908p:plain 物産センター

 

物産センターと温泉施設は駐車場をはさんで向かい側に位置しています.

 

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物産センターの販売スタッフさんのオススメは「やぶマヨ」です.

 

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【やぶマヨ】

やぶマヨとは養父市の特産品を活かして作ったマヨネーズドレッシングです.たまご不使用なんですよぉ!  養父市産の玄米や大豆,朝倉山椒,りんご酢など植物由来の食品からできています.カロリーは一般的なマヨネーズの1/2程度,脂質も1/3程度と体に優しく嬉しい商品です.テレビでも紹介された注目の商品とのことです.

 

道の駅「但馬楽座」の物産センターには黒豆コーナーがありました. 

 

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黒豆コーナーには黒豆を使用したお菓子が並んでいます.黒豆タルト,黒豆和三盆ケーキといった洋菓子風にアレンジしたもの,黒豆大福,黒豆とち餅といった和風アレンジのお菓子も販売しています.

 

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黒豆の粒そのものが入った商品もあり,食べごたえがありそうです.

【丹波黒大豆】
大豆の一種である黒豆.丹波産の黒豆の特徴は皮が薄くて粒が大きいことです.
100粒で70gから80gという大きさは日本一とも言われています(一般の大豆は30グラム程度なのだとか).丹波黒大豆」と呼ばれる豆類の原産地域は,兵庫県篠山市周辺や京都府京丹波町周辺の山間です.現在では近畿や中国地方でも栽培されているそうです.
丹波黒大豆のもうひとつの特徴は表面に白い粉がついていることです. 

 

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写真で伝わるでしょうか!?? 黒豆の表面が白っぽくなっています.この成分はロウで,ぶどうなどにも付いているそうです.

「丹波黒大豆」が高価なのは栽培に手間がかかるからです.夏場には通常よりも多い土寄せや水やりといった作業も必要になります.畑の栄養分が乏しくなるため連作をすることはできず,黒豆を生産した翌年は米を生産するようです.生産者の間では「苦労豆」とも呼ばれることもあるのだとか...
晩生種である丹波品種の黒豆は,他の黒豆よりも畑で熟成させる期間が長く手間がかかります.小粒の黒大豆は開花後70日程度で熟成しますが,丹波黒は100日程度と熟成(養分蓄積)期間が長いのです.しかし,その熟成期間に大粒で柔らかな実となってくれるわけです.
皮が薄く実は柔らかですが,煮ても皮が破れにくいという特徴もあります.そのためお正月のおせち料理に欠かせない食材となっています.味だけではなく綺麗な形と美しいツヤも丹波黒の持ち味です.

黒まめの小田垣商店:https://www.odagaki.co.jp/index.html
兵庫県丹波黒振興協議会:http://www.kurodaizu-lab.jp/tanbaguro/


煮豆も販売していました. 

 

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粒の大きさが,よく分かります.
この写真には少ししか写っていないのですが...

 

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朝倉山椒の佃煮や味噌が並ぶ棚には“黒豆ジャム”もありました.黒豆の煮物も甘いけれど...ジャムも甘そうです.チーズケーキなどに加工されている黒豆は,トーストとの相性も良いのかもしれません”

地元の品は黒豆だけではありません.

 

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地酒や但馬牛製品を扱うコーナーもありました.
さらに... 

 

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海鮮売り場もあるのです.山々に囲まれ農林業を中心とする養父町なのに,珍しいなぁと感じました.海鮮コーナーには新鮮なカニ! いけすを見ると「浜坂産活松葉がに」と書かれていました.
浜坂漁港は兵庫県美方郡新温泉町にある漁港.道の駅「但馬楽座」とは車で1時間程度,離れています.日本海に面する浜坂漁港では,魚類だけではなく甘エビやスルメイカ,サザエ,岩牡蠣など様々な魚介類が水揚げされるそうです(浜坂漁業協同組合).

 

f:id:osanpowanko:20140227173908p:plain 道の駅スタンプ

  

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つぎはどこをお散歩しようかなぁ... 

 


 

名称 但馬楽座(兵庫県-07)
住所 兵庫県養父市上野299
アクセス 国道9号線沿い
公式サイト http://www.tajima-rakuza.com/
ポイント 黒豆を使ったお菓子

 

【参考ホームページ・参照文献】

養父市観光協会:http://www.yabu-kankou.jp/