道の駅「ようか但馬蔵」の思ひで…

 

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今日は兵庫県の道の駅「ようか但馬蔵」でお散歩です.

 

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蔵をイメージした平屋建ての駅舎.広々とした建物内には野菜蔵,お土産処,お食事処があり,ゆっくりと過ごせます.足湯コーナーややぶ市観光案内所,バスターミナルも整備されています.

今日は,執行役員駅長の奥田英治さんにお話を伺いました.お忙しいところ,ありがとうございました.
「養父市にこだわった野菜」がこの道の駅の売りです,とのこと.まずは野菜蔵を見てみます.

 

  f:id:osanpowanko:20140227173908p:plain 野菜蔵

 

オススメの野菜の直売.地域の生産者から毎日届く果物や野菜などが並んでいます.ここは「ぼりたての野菜が並ぶ直売所」とのこと.ぼりたてとは「もぎたて」「とりたて」を意味するそうです.

 

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建物の外にもキャベツやきのこ類が並んでいました.

 

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元気なほうれん草や葉の青々とした長ネギもありました.新鮮な野菜たちですね” 野菜以外にも米やお漬物,パンなどがありました.
朝倉山椒のコーナーです. 

 

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【朝倉山椒】
養父市八鹿町朝倉地区原産の山椒.400年の歴史があり,江戸時代には殿様に献上していた山椒です.特産品として売り出し始めたのは最近のことなのだとか.地元の製品を使って町のPRのために取り組んでいるそうです.
朝倉山椒は,爽やかな香りを活かした加工品として販売されています. 

 

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山椒味噌や佃煮など和風なものもありましたが,山椒ジェノベーゼなどパスタで味わう山椒もありました.他にも,山椒カレーやドレッシングといった製品がありました.

山椒といえばうなぎの蒲焼にかけるような“粉山椒”を思い浮かべますが,見当たりません.レジのおばちゃんに「粉山椒は売ってないのですか!?」と聞いたところ「この地域では食べないのよぉ.ほとんど見かけないねぇ.」と教えてくれました.山椒の産地,朝倉では山椒の実の形をのまま活用して食べられているのですね”

 

新鮮な野菜が購入できるため近隣からのお客さんが中心のようですが,休日には観光客も多く訪れるのだとか.続いてはお土産処へ行ってみます♪

 

  f:id:osanpowanko:20140227173908p:plain お土産処

 

地酒や但馬牛の加工品,そば,漬物,海産加工品など様々な商品を扱っていました.栃モチやカニを使ったせんべいなどお菓子も豊富な種類が揃っています.

 

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「鮎のさゝやき」はこしあんと求肥餅を包んだお菓子です.
地酒コーナーです.

 

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但馬を代表する地酒だけではなく,酒袋で作った鞄も販売していました.綿や麻とは違った質感が良いですね”

 

但馬牛はハンバーグや餃子など冷凍ものもありましたが,常温で持って帰れる製品も揃っています.

 

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ビーフカレーやミートソースもありましたよ” リッチなパスタが出来上がりますね”
お土産処もに朝倉山椒製品がありました.

 

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山椒ちりめんや山椒こんぶ...おいしそう.お肉とコラボレーションした朝倉山椒製品もあります.

 

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但馬牛,但馬どり,朝倉山椒,どれも近隣地域の特産品です.
特産品は“牛”だけではありません.

 

【八鹿豚】
養父市八鹿町畜産八鹿豚.豊かな自然の中で育つためストレスを感じない豚は柔らかく甘い肉質なのだとか.10年ほど前から特産品として売り出しているそうです.お土産処では八鹿豚まん(冷凍)や八鹿豚しぐれ煮などを販売していましたよ.

駅長の奥田さんは「八鹿豚を使った料理もオススメです.」と言っていました.道の駅「ようか但馬蔵」にはレストラン以外にもイートインスペースが設けられたテイクアウトコーナーもあります.八鹿豚まんは1000個売れることもあるそうです. 

 

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囲炉裏を囲って八鹿豚を味わえます.
次はレストランへ行ってみます♪ 

 

  f:id:osanpowanko:20140227173908p:plain お食事処

 

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イス席と堀ごたつ座敷のあるレストランでは,「蛇紋岩米(じゃもんがんまい)」や「八鹿豚」など特産食材を使った料理を楽しめます.お散歩をした日は,お客さんがたくさんいました.観光客だけではなさそうです.地元の人もお昼に利用している感じでした.

八鹿豚ソーセージや八鹿豚の坦々麺,但馬どりの唐揚げないろいろ食べてみたいのがありますが...今回は奥田さんオススメの山椒味噌かつ定食(1390円)をいただきます♪ 

 

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キャベツたっぷりで嬉しいです.八鹿豚は甘く,柔らかでした.とんかつ自体の下味のコショウが効いています.味噌ソースは辛くなく上品な味でしたよ” 山椒は爽やかに香る感じでした.


八鹿豚と朝倉山椒のメニューは他にもあります.朝倉山椒と八鹿豚のひつまぶし風です.1日限定20食だそうです.
八鹿豚を使ったメニューにはカツカレーもありました.八鹿豚のカツカレーはカレーにカツを載せてしまうのではなく,別々にして提供されます.八鹿豚の美味しさを味わってもらうためで,ソースもついてくるそうですよ” 1品で2つのメニュー(トンカツとカツカレー)を味わえますね” 

 

  f:id:osanpowanko:20140227173908p:plain ソフトクリーム

 

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山椒チョコソフトクリーム(350円)です.テイクアウトコーナーで注文しました.
サクサクのチョコチップ,モチモチのミルクです.山椒のおかげで甘いミルクをさっぱり食べることができます.ピリッとすると思っていたのですが,そうでもありませんでした.グリーンに見えるところがス ーっとします....でも,後から“しびれ”が来ました.下の方までたっぷりと入っていましたよ. 

 

f:id:osanpowanko:20140227173908p:plain 道の駅スタンプ

  

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蔵の中に八鹿の名産品がたくさん出演です.

つぎはどこをお散歩しようかなぁ... 

 


 

名称 ようか但馬蔵 (兵庫県-28)
住所 兵庫県養父市八鹿町高柳241-1
アクセス 国道9号線沿い
公式サイト http://www.michinoekiyouka.co.jp/
ポイント “蔵”の中にはたくさんの特産品

 

 

【参考ホームページ・参照文献】

養父市観光協会:http://www.yabu-kankou.jp/