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道の駅「風穴の里」の思ひで…

 

f:id:osanpowanko:20140227173908p:plain 【訪問日:2017年2月】

 

今日は長野県北部の道の駅「風穴の里」でお散歩です.

 

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お散歩をしたのは2月下旬ですが,駐車場にはまだ雪が残っていました.

 

  f:id:osanpowanko:20140227173908p:plain 売店

 

地元農産物や特産品,お土産を扱っています.

 

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上高地や乗鞍岳の本(景色や花々を写した写真集)も販売していました.

売店のスタッフさんが「ほぼこの地域でしか栽培していないんですよ」と紹介してくれたのは,稲核菜(いねこきな)という植物の漬物. 

 

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この地区の名が付けられた植物で,野沢菜の原種とも言われています.野沢菜に比べてやや小さく(丈が短く),歯ごたえがあることが特徴です.この地域で古くから栽培されており,信州の伝統野菜に認定されています.古くから漬物の原料とされてきたそうです.野沢菜より繊維質なので,噛めば噛むほど味が出て美味しいとのこと.

 

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「試食もある!」しそやわさび風味など,稲核菜の漬物は何種類かありました.葉漬だけではなく,鰹節と炒めた『おふくろ炊き(稲核菜の油炒め)』や甘酢で漬けた『稲核菜のカブ漬』などもあります.

 

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今回は刻んであるタイプの稲核菜の漬物(620円)を買って帰ることにしました♪

「風穴の里」の一押し商品は稲核菜ですが,信州の定番の野沢菜漬けも販売していますよ‼ 野沢菜は長野県北部の野沢温泉村を中心に栽培されている植物で,シャキシャキの歯ごたえが特徴です.野沢菜も信州伝統野菜に認定されています.

 

【信州の伝統野菜】
長野県が平成19年度から取り組み始めた認定制度です(長野県「信州の伝統野菜」).現在75種類の野菜が選ばれています.
長野県各地で生産される伝統野菜は地域固有の食文化と深く結びついています.身近にある野菜とは違った魅力を持った伝統野菜を県の資源・財産とし,生産を推進するとともに伝統野菜の継承と地域振興を図っています.信州の伝統野菜に選ばれるには「昭和30年以前から栽培されていること」や「郷土食が伝承されていること」といった条件があります.信州の伝統野菜の認定を受けると伝承地栽培認定証票を表示することができます.

 

レジの横には・・・

 

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「あ‼ 稲核菜のおやきもある.美味しそう.」稲核菜のおやきは冷凍(5個入り1000円)もありました.

スタッフさんが教えてくれたオリジナル商品のひとつ,『えごまカステラ』です.

 

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専門のカステラ屋さんに頼んで作っています♪

長野県っぽい商品,蕎麦やみそも販売していました.八割蕎麦だけではなくこんな商品も.

 

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そばパスタです.蕎麦の風味が引き立つ「パスタ」なのだとか.ペンネはイタリアから輸入したパスタマシンで作っているそうです.

手作り工芸品も販売していました.

 

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竹で編んだカゴや白樺登山人形,伝統工芸品の「野溝ほうき」や「松本てまり」,また,古くから伝わる「深山織(みやまおり)」など手作りの品々も多く取り揃えています.

 

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深山織は「山深い地域でつくられている」ことから名づけられたそうです.裂いた古布を横糸として織り込む織物なので素朴でぬくもりのある品となっています.

リンゴを使ったパンがいっぱい並ぶコーナーも!

 

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この長い商品は「リンゴのパイ包み焼き」です.パイ生地の中にはリンゴ1個に加えプルーンやアーモンド,クルミがぎっしりと入っているそうです.
美味しそう...だけど,我慢します.レストランでお食事です.

 

  f:id:osanpowanko:20140227173908p:plain 食堂「そばの花」

 

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せっかくなので,オリジナル商品をいただきます.
「稲核菜そば」(780円)です.稲核菜の油炒めと稲核菜のカブ漬けが温かい十割ソバにのせてあります.

 

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歯ごたえのある稲核菜は油炒めなので蕎麦との相性も良いです.カブは酢漬けになっています.長野南部でお散歩した時に見つけたすんき漬けを思い出しました(「日義木曽駒高原」の思ひで…参照).蕎麦は柔らかめで,スープは濃い味付けでした.

そしてもうひとつ.
松本名物の「山賊焼き定食」(950円)です.信州福味鳥という特別なエサを与えた鶏肉を使用しているのだとか.

 

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大きい! ですが,味が薄めなので食べ切ることができます.
ニンニクの効いた自家製タレで味付けしてあるとのことですが,片栗粉をまぶして揚げただけって感じの無駄のない薄めの味付けです.ニンニク風味もそれほど強くありませんでしたよ.鶏肉は柔らかです.レモンでさっぱり食べることもできますし,付け合わせのキャベツやマヨネーズとの相性も良かったです.

 

  f:id:osanpowanko:20140227173908p:plain 近くの観光スポット

【風穴】

道の駅「風穴の里」の名の由来になってる「風穴」がすぐ近くにあり,歩いて見に行くこともできます.
天然の冷蔵庫「風穴」は崖錐(がいすい)地形特有の冷風を利用しています.崖錐地形は急斜面に岩屑(岩石の破片)が堆積した地形で,わずかな隙間があります.その隙間通って冷やされた空気が上部から下部へと流れているのです.冷風が地上に出ている所に横穴を開け,石積みした室を建てます.冷気を満たした室のことを風穴といいます.
風穴は1年を通じ一定の温度を保つことができます.真夏でも8℃くらいだそうです.
夏は涼しく真冬は凍り付くことのない天然の冷蔵庫は,稲核地区で古くから使われていました.明治時代には蚕種の保管,貯蔵が行われていました.風穴で保管した蚕の卵からは,良質な繭をとることができたそうです.また繭の生産を安定させられるというメリットもあったそうです.地域経済の発展に貢献した風穴.現在は酒や稲核菜の漬物の貯蔵庫として使われているそうです.

 

風穴は無料で見学できます.

 

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ですが,見学期間は4月末から11月中旬です.2月末にお散歩した時,「風穴」に通じる太鼓橋は閉鎖されていました.冷たい風が吹き付ける寒い季節でした...
5月の大型連休やお盆休みにはたくさんの観光客が訪れるとのこと.サクラを見にアジアから観光客が来ることもあるそうです!

 

  f:id:osanpowanko:20140227173908p:plain ソフトクリーム

 

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350円です.販売は4月から11月との情報もありましたが,お散歩をした3月でもレストランで購入できました.高原の新鮮なミルクを使ったソフトは甘いけれど後味さっぱりで美味しく食べることができますよ.

 

f:id:osanpowanko:20140227173908p:plain 道の駅スタンプ

  

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なんと3種類...
スタンプはレストランの前にあるインフォメーションに置かれていました.

 

つぎはどこをお散歩しようかなぁ... 

 


 

名称 風穴の里(長野県北部-14)
住所 長野県松本市安曇3528番地1
アクセス 国道158号線沿い
公式サイト http://www.fu-ketsu.com/pc_index.php
ポイント 伝統食材の稲核菜