観光地をお散歩~八幡平~

f:id:osanpowanko:20140227173908p:plain 【道の駅あれこれ:その16】

 

2022年6月、ちょうど(鏡沼の)ドラゴンアイが現れる時期です♪

「ドラゴンアイ、見られるかなぁ?」!?

  

f:id:osanpowanko:20140227173908p:plain 岩手八幡平

 

パノラマラインの景色、まっしろでした。

 

写真は、源太岩。
坂上田村麻呂の家来、霧ヶ源太忠義兄弟がこの岩から物見したことに由来するそうです。

松尾八幡平ビジターセンター(松尾八幡平物産館アスピーテ)の情報では
八幡平山頂の天気はくもりで気温は6℃。
6月初めのお散歩でしたが、薄手のダウンジャケットを着ている人が多かったです。

松尾八幡平ビジターセンター八幡平や岩手山の自然、生き物、高山植物の紹介コーナーがあります。物産館もあり、量は多くないですが野菜や地域のお土産も売っています。

 

  

f:id:osanpowanko:20140227173908p:plain 八幡平

岩手と秋田にまたがる台地状火山。
地形が緩やかなことから、この豪雪地には多くの湖や湿地があります。
ドライブや温泉、トレッキングで人気です。
6~9月の花の時期には、たくさんの観光客が訪れます。
植物を解説しながら一緒に山ある気をするガイドさんもいました。

 

八幡平を通る道路は八幡平アスピーテラインと八幡平樹海ライン。今回は、八幡平アスピーテラインの景色を楽しみます。
曇り時々雨...

27㎞ほど続く八幡平アスピーテライン。岩手県の御在所沼前と秋田県の国道341号線をつないでいます。
冬期(4月中旬から11月上旬)通行止めです。
  

f:id:osanpowanko:20140227173908p:plain 八幡平パークサービスセンター

アスピーテライン沿いにある
八幡平山頂駐車場に車を止めて歩いていきます。
駐車場有料500円でした。

散策の前に、腹ごしらえ♪

稲庭うどんにレトルトカレーをかけた感じで、スープ仕立てのカレーうどんではありません。
細いウドンがいい感じです。激熱なので注意してください。
身体が温まり、頑張って歩けそうです。

 

売店もあり、青森・岩手・秋田の特産品が並んでいます。

Facebookでドラゴンアイの情報などが更新されているようです
https://ja-jp.facebook.com/hachimantaiPSC/

 

f:id:osanpowanko:20140227173908p:plain 八幡平ドラゴンアイ

八幡平パークサービスセンター(駐車場)から
ガマ沼→八幡平山頂→眼鏡沼→鏡沼(ドラゴンアイ)
を経て駐車場へ戻るコースでお散歩しました。
地図によると、45分くらいの散策コースです。

事前の情報によると、雪解けが始まっておりドラゴンアイが現れそうとのことでした。
また、残雪で足元が滑りやすいとの情報もありました。
駐車場のセンターでは、長靴のレンタルもありました!

駐車場の近くは、舗装された道で、残雪もなく歩きやすかったです。

少し寒いですが、八幡平の山並みを楽しむ余裕もありました。
しかし


雪道です...
残雪と言うより雪道です。凍っているわけではないのですが
慎重に歩かないと滑ります。
緩やかな坂道もあるので、滑りながら進むこともありました。

また木の周りはくぼんでいたり、通り道に突然穴が開いていたりするので、気を付けてください。

高低差のある場所に点在する沼を見ていて
クロアチアのプリトヴィツェ国立公園を思い出しました。

八幡平山頂展望台

...からの景色

 

 

ドラゴンアイを見るために、鏡沼のほうへ歩きます。
雪道を歩きます。

ピンクのピロピロりぼん をたよりに
狭い木の間も通ります!
木を傷つけないように、転ばないように気を付けました。


~ドラゴンアイ~
八幡平山頂付近にあるの鏡沼に現れる不思議な光景。
これは雪解けのころにだけ見られる現象です。
雪解けの時期は5月中旬から6月中旬。

写真は2022年6月初め。
まだ完全な形ではないと思いますが、それっぽい景色を見れてよかったです。


天候や雪解けの状況がそろうと、きっときれいな姿が見れると思います。
ブルーの水面に残る白い雪の輪と中心からの(雪解けの)波紋、丸く溶け残った雪の中央部分のみが解けて瞳となり...
目”のように見えることがあるそうです。

「ドラゴンアイ、みれて良かった。」

≪わん≫と≪ころ≫は
岩手・秋田県境の八幡平を散策する前に、岩手県の焼走り溶岩流も歩いていました。

 

f:id:osanpowanko:20140227173908p:plain 焼走り溶岩流(やけはしりようがんりゅう)

国指定特別天然記念物。
岩だらけの景色。

溶岩原です。全長4㎞、幅1.5㎞にわたり
この景色が広がっています。

駐車場の近くに入り口があり、観察路を歩くことができます...

(駐車場に設置された看板ではなく、散策路入り口の端っこにある)
地図の看板を見逃してしまったので、ひたすら(ぐるっと一周)歩くことになりました。
小雨が降り、霧が出る中...

「焼走り自然観察路」は約1㎞、45分と紹介されています。
ほぼそれくらいの時間で観光できますが、
ごつごつの岩場を歩くのはとても大変でした。

ここには、1732年の岩手山火山噴火で流れ出た溶岩が蓄積しています。
多孔質な塊状溶岩は手のひらサイズから大きなものは1メートルを超えるものまで。
球状に固まった溶岩球という珍しい溶岩もあるそうです。

植物は蘚苔類や地衣類が多くを占めます。
焼走り溶岩流は植生の回復が特に遅いといわれており、植生回復の変遷を観察するのに適しているそうです。
こんな岩だらけの場所にもカエルやクモ・トンボといった虫たちが
生息しているそうです。その虫を食べる野鳥も。

 

いい景色だろうけど、足首捻りそうで下しかみていられません。
雨とキリ…ゴールにつくのかゴールははあるのか?
誰にも会わないし、心配になるちょっと不安なお散歩でした。
天気が良ければ、また違った感じだったのかな。
6月上旬、12℃くらいで寒いです。

黒いごつごつの岩がどこまでも続く景色はちょっと珍しいなと思いました。
ここを訪れた宮沢賢治は、この荒涼とした景観を「鬼の住みか」と表現したそうです。


無事に溶岩の道を抜け、(駐車場へ引き返す道は)森の中。
展望台がありました。

一応、記念撮影です。

途中からは道路沿いの道を歩いて駐車場まで行くことができます。


今回、歩いたのは「焼走り自然観察路」
「焼走りコース/上坊コース」という2つの登山コース(岩手山登山道)もあります。

 

つぎはどこをお散歩しようかなぁ...

 


 

【参考ホームページ・参照文献】