【訪問日:2014年1月】
今日は,道の駅「やちよ」に来ました.
国道16号線沿いにあり,この日の駐車場は自動車やトラックでいっぱいでした.
道の駅館内は,農産物直売所,アイスクリーム販売店,レストランに分かれています.
農産物直売所では,コンテナに入れられて野菜が売られています.“市場”のようでとても活気があります.この日はたくさんの人がお買いものに来ていました.新鮮な野菜が買える場所があるのは良いですね.
この直売所は地元の農家の方が集まり運営しているそうで,八千代市内の約100軒の農家が会員となっているそうです.同じ品目でも生産者や畑によって味が違うという農産物の特徴を生かしており,多品種多品目を販売しています.
“ターサイ”という野菜.“平たく育った小松菜”のようでした.初めて見た記念に一枚パチリ.オススメの食べ方も書いてあって親切です.
直売所では,野菜以外にもお弁当やお団子などの加工品も販売していました.
八千代牛乳
「やちよ」では,八千代牛乳も販売しています.
八千代牛乳の自慢は “新鮮さ”です.酪農家のもとで搾乳された生乳は乳業工場へ運ばれます.この運搬作業は“集乳”といい,一般的には2日に1度行われるそうです.しかし新鮮さにこだわる北酪(千葉北部酪農農業協同組合)では毎日,集乳を行い,千葉県内の酪農家から搾りたての牛乳を集めています.
牛乳の風味を保つために,殺菌方法も工夫している. |
牛乳だけではなく,ヨーグルトも販売されています.牛乳の右隣は,アイスクリームを製造販売する“プチシャンテリー”.ここでは市内の酪農家がその日の朝に生産した牛乳を用いてアイスクリームを作っているそうです.種類も豊富です.
牛乳のおはなし
ところで,みなさんは牛乳を毎日飲みますか!?
1人当たりの牛乳の消費量は年間23.9リットル(2012年度)で,近年,減少傾向にあります.1年間で約24リットルということは,2週間で1リットル(牛乳パック1本分)ということですね.
グラフには入っていませんが,乳飲料は牛乳とは逆に,堅調な伸びを見せています.その背景にはカルシウムやビタミンなどを加え健康へのニーズを満たしているという要因があります.
他の国の人々は,どれくらい消費しているのでしょうか.このグラフは,ランキング表ではないため,フィンランドの1人あたり消費量が世界一多いわけではありませんが,2010年における日本人1人あたりの牛乳消費量は,フィンランドの4分の1程度であったことが分かります.
(※加工乳なども含むデータのため,前のグラフとは異なる数字となっています.)
道の駅スタンプ
少し文字が欠けてしまいましたが,八千代ふるさとステーションのイメージキャラクター「ミルチー」のスタンプです.
スタンプは農産物直売所のレジ付近にありました.「やちよ」では,訪れた日付入りのスタンプです.今日は,シンプルなチーバくんと一緒に...
つぎは どこをお散歩しようかなぁ...
名称 | やちよ(千葉県-3) |
住所 | 千葉県八千代市米本4905-1 |
アクセス | 国道16号線沿い. 新川の近く.国道16号線に面しており,信号は「みちの駅入口」となっています. |
公式サイト | http://www.yachiyo-fs.net/index.html |
ポイント | 原則として毎月の第2月曜日が休館日. |
八千代牛乳:http://www.yachiyo-milk.or.jp/index.html
齋藤忠夫監修(2013)『牛乳・乳製品の知識』,一般社団法人 Jミルク.
農林水産省(2014)『最近の牛乳乳製品をめぐる情勢について』,生産局畜産部牛乳乳製品課 .