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道の駅 「信濃路下條」の思ひで…

20.長野県

 

f:id:osanpowanko:20140227173908p:plain 【訪問日:2016年3月】

 

2016年3月に2度目のお散歩に来ました.クロワッサンと生キャラメルソフトクリームを食べ,近くの観光スポットをお散歩しました.7年に一度しか開催しないという「飯田お練りまつり」にも行ってみました.

 

 

f:id:osanpowanko:20140227173908p:plain 【訪問日:2014年2月】

 

今日は長野県南部の道の駅「信濃路下條」でお散歩です.
お城!  立派な外観です.

“お城”なのは外側だけで,店内は広々としています.

 

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下條村の特産品を扱う「うまいもの館」はお休みでした.冬のあいだは,水曜日がお休みなのだそうです.


でも...「そばの城」にも郷土物産品とお漬物のお土産コーナーがあるのでお買い物を楽しめます♪


また,“そばのルーツ”や“そばの歴史”を紹介しているコーナーもありました.

 

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「そばの城」では,そば打ち体験ができるそうです.
もちろん蕎麦を味わうこともできます.1階には50~60名収容のファーストフードコーナーがあり,2階には380名収容のお食事処があります.団体の観光客にも対応している道の駅なのですね.


今回は,残念ながら蕎麦を味わう機会がありませんでした... 次回の楽しみにとっておきます.

「そばの城」内には,パン屋さんもありました.“SHIROのパン屋”です.その場で焼いていそうなパン屋さんで,クロワッサンが人気なのだとか.
2016年3月に再びお散歩に来たとき,店内は焼き立てパンの良い香りがしていました,前回は購入できなかったクロワッサンを食べてみました.

 

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 5個入りのクロワッサンを買いました.サクッとした表面は砂糖でコーティングされているようです.

 

併設する「ミルク工房遊牧館」では,南信州で育まれた搾りたての生乳を使用した乳製品を販売しています.牛乳やヨーグルト,牛乳を使ったカステラのような菓子パンがありました.
販売施設からは加工工場が見られます.
ここで美味しいヨーグルトやプリンが作られているのかなぁ...

 

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f:id:osanpowanko:20140227173908p:plain 信州そば

 

「そばの城」が建ってしまうほど,長野は蕎麦が有名なのですね.
突然ですが... 「信州そば」と表示できるものは基準があります.

・長野県内で製造されたもの
・手打ち,手打式(風)のもの
・加水量:小麦粉重量に対し38%以上
・良質のそば粉の使用量:水分を除く全量の50%以上

...です.
この基準を満たしているものが「信州そば」と表示できるのだそうです(全国公正取引協議会連合会「生めん類の表示に関する公正競争規約」より).

 

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信濃路下條の「そばの城」内には“信州生そば”コーナーもあります.

蕎麦の栽培が盛んに行われる信州(現在の長野県)は北海道に次ぐ収穫量を誇り,2013年には2680tが収穫されました(農林水産省統計「平成25年産そばの都道府県別収穫量割合」より).

蕎麦は痩せ地でも栽培できると言われ,気候適応性が高い農産物ですが,蕎麦の栽培には平均気温が12度,花がついてからは日中と夜の温度差が10度以上という高原気候が特に適しているそうです.
この条件を満たしている長野県は,良質で美味しい蕎麦が栽培でき蕎麦の名産地として知られています.

厳しい環境の下でも栽培できる蕎麦は世界中で栽培されており,そばがきやクレープのように加工して食べられています.日本では一般的な麺の形にして食べる蕎麦は,日本独自の進化なのだそうです.
麺の形にして食べる食べ方のことを“そば切り”といいます.長野県はこの“そば切り”発祥の地でもあると伝えられています.


1645年刊行の俳書「毛吹草」には,「そば切りは信濃国の名物。当国より始まる」との記述があり,これが,そば切り発祥の地と言われる所以です.

 

  f:id:osanpowanko:20140227173908p:plain 近くの観光スポット

 

【長野県のザゼンソウ】

下伊那郡阿智村から県道64号線で道の駅「信濃路下條 そばの城」へ向かっていると,ところどころに「座禅草こちら」の板がありました.
「あ‼ザゼンソウだ.なつかしいなぁ」(「道の駅 「くつき新本陣」の思ひで…」)

阿智村伍和(ごか)地区は座禅草と福寿草の群生地として知られており,2月から3月はザゼンソウの見ごろです.水芭蕉に似た形をしていますが,生息するのは水辺ではありません.‟座禅草まつり”が開催されている場所には遊歩道が設置されていました. 

 

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一周歩いてみましたが...2つ3つしかありませんでした.もう終わってしまったのかもしれません.
駐車場が整備されている畑にあったのは,無人販売です.そこで《ころ》が見つけたのは「ころ柿」です.

 

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美味しそう...買って帰ろう♪ 干し柿やもち米,リンゴを販売していました.設置されている缶にお金を入れます.「ザゼンソウは少ししか見られなかったけれど,美味しいお土産ができてよかった♪」と大満足の《ころ》です.

 

【飯田お練り祭り】
長野県の飯田市までは道の駅「信濃路下條」から車で30分程度です.


2016年3月25日からの3日間「南信州飯田お練りまつり」が開催されました.飯田下伊那の最大の祭礼,獅子舞や大名行列が長野県飯田の市街地を練り歩くお祭りです.なんと7年に1度しか行われないという貴重なお祭りなのです.お練りまつり以外でも「7年に一度」という言葉をニュースなどで聞いた方がいるかもしれません.飯田お練り祭りは諏訪大社の式年造営御柱大祭に合わせて申・寅年に開催されます.開催年から数えて7年目ごとにお祭りがあるということですね”

 

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お練り祭りの起源は1652年の大宮諏訪神社社殿新築の祝賀にあるとされます.飯田藩の財政難や政治混乱により中断されましたが,町民たちは1715年の大洪水を機に祭りの復興を目指しました.7年に一度の祭りと定められたのは1734年のことです.

江戸時代に入り祭りは一層華やかなものとなり,彫刻が施された本屋台や太鼓や笛,三味線などのお囃子が奏でられるようになりました.本屋台と旗屋台は電線が架設され始めた1902年以降,曳き回しができなくなり姿を消していったそうです.残されている写真を見たのですが,本屋台は神社の建物のような形をしていて,お神輿よりも豪華な感じでした.

飯田大火により屋台や道具の大半を失ってしまったこともありましたが,現在でも伝統は継承されています.2016年(平成28年)のお練りまつりには獅子舞32団体,大名行列などを合わせると全部で47もの団体が参加しました.太鼓の団体も見かけましたよ!

 

大名行列では,江戸時代から受け継がれている本物の道具(先箱や槍)も使われています.貴重な道具だけではなく,所作や掛け声も見どころのひとつです.明治11年に大名行列請負業から受けた指導が今日まで伝承されているのだとか.道中演技所作は飯田市無形文化財となっています.


獅子舞の各団体はスケジュールにそって市内を回っています.
出演催し物のスケジュールはホームページなどで公開さてれいますが,実際には遅れることが多く定刻通りには進まないようです.獅子舞を担当している家族の方に聞きましたが「1時間から1時間半遅れるのは普通だよぉ」とのことでした.

獅子舞といっても一人で行うものではありません.獅子の頭の後ろの部分には,大きな胴体がくっついています.

 

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これは「一色獅子舞」の胴体部分です.
胴体部分には車輪が付いているものもあり,外側にいる担当者が押して歩きます.胴体部分は幕で覆われており,中には15人から20人ほどいるそうです.笛や太鼓を演奏してたり,掛け声をかけたりします.
こちらが頭の部分です. 

 

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獅子は商店の前で商売繁盛を祈願します.
獅子舞の頭は非常に重たく,一人で持つのは大変なのだとか.そのため,演技の最中にもどんどん担当者を交代するそうです.獅子舞の大きさによっては「一人が演技できるのは30秒くらいのものもあるよ!」と聞きました.途中で交代していたなんて...《わん》と《ころ》は全く気が付きませんでした.

大きな頭といえばこちらの獅子.

 

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「龍江一区大獅子の舞」です.昭和天皇の即位を祝って生み出された張り子の獅子は,日本最大級なのだとか.3月27日の信濃毎日新聞の一面を飾った大獅子です.幅1.4m,高さ1m,奥行き1.5mの大獅子は2人がかりで動かすのだそうです.大きいですが,怖くはなく愛嬌のある顔をしています.獅子と一緒に鬼やおかめ,ひょっとこが歩いていました.


大きな獅子として有名なのは「東野大獅子」です.頭から屋台までの長さは25mもあります.さらに獅子の頭は,幌をつけると30㎏の重さになるのだそうです.そのため数十秒ごとに交代して舞っているのだとか.

 

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獅子の前に立っているのは宇天王です.この宇天王が獅子を眠りから覚まし,落ち着かせるという役割を担っています.獅子の舞はただ動いているのではなく,獅子を起こして寝かせるまでの動作のひとつひとつに意味が込められています.お囃子に合わせた獅子の激しい舞や堂々とした宇天王の所作は見ごたえがあります.
が,大人気の団体なので見るのは大変です.

 

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「獅子の頭はどこかなぁ...」
獅子の頭の動きをじっくりと見たい場合は,演技が予定されている場所に先回りした方がよさそうです.

それぞれの団体によって実演の仕方は様々なので,お囃子の担当者が獅子舞の中ではなく,周りにいることもあります.全団体の特徴が記載された公式パンフレット(300円)が本部の近くにある中央公園広場で販売されていました.舞い方の種類や方法,見どころも解説されています.
中央公園広場やメインの通りには出店が出ていて‟お祭り”気分を楽しむ人でいっぱいでした.五平餅や蕎麦など長野県ならではの食べ物も販売しています.手打ち蕎麦を販売するテントもありました‼

 

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祭り期間は交通規制が実施され,獅子舞が練り歩く町中に自動車で入ることはできません.自家用車で見に行く場合は周辺に用意された臨時駐車場を利用する必要があります.交通規制の範囲や臨時駐車場の場所は,飯田商工会議所のホームページ(http://www.iidacci.or.jp/)に掲載されていました.

 

f:id:osanpowanko:20140227173908p:plain ソフトクリーム

 

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遊牧館でソフトクリームを買いました.牛さんと一緒にえっへん!
クリーミーな食感のバニラソフトはコクがある牛乳の味でした.

 

前回は普通のソフトクリームを食べましたが,生キャラメルも食べてみることにしました. 

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生キャラメルソフトクリーム.キャラメル風味が濃く,まるでコーヒーミルクのようです.何かつぶつぶしたものも入っているなぁ....

 

f:id:osanpowanko:20140227173908p:plain 道の駅スタンプ

 

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スタンプは,そばの城内にあったと思います.スタンプは3つ.バランスよく押しましょっ.


つぎはどこをお散歩しようかなぁ... 

 


 

名称 信濃路下條(長野県南部‐6)
住所 長野県下伊那郡下條村睦沢2514-2
アクセス 国道151号線沿い.
公式サイト http://www.mis.janis.or.jp/~sobanoshiro/index.htm
ポイント そば打ち体験は要予約です.

 

【参考ホームページ・参照文献】


長野県信州そば協同組合:http://www.ngn.janis.or.jp/~shokuhin/Buckwheat/index.html
そば総合情報サイト:http://misumaru.net/