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道の駅 「くつき新本陣」の思ひで…

25.滋賀県

 

f:id:osanpowanko:20140227173908p:plain 【訪問日:2014年2月】

 

今日は滋賀県の道の駅「くつき新本陣」でお散歩です.
日本海側から海産物や様々な物資を運んだ鯖街道沿いにあります.

 

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日・祝日には「日曜朝市」で賑わうそうですが,今日は平日.駐車場にある会場は,は静まり返っています.

 

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では,特産品販売所を見に行きます.
木製のディスプレイ棚に商品が並ぶ店内です.「くつき新本陣」の特産品販売所には,たくさんのネコ(の置物)たちがいました.

 

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 鯖の熟れ鮨(なれずし)は,朽木の伝統的な発酵食品で,平安時代から保存食として作られてきたのだそうです. 熟れ鮨というだけあって,独特の香りが病みつきになるのだとか…
スライスされた物もあるので,「お試し」として買ってみることもできますね”

 

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 「栃餅」も特産品としてオススメされていました! あんこ入りも販売されています.

 

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栃餅も美味しそうでしたが,今日は「焼さばそうめん」(280円)を買いました. 鯖寿司は他の道の駅でも販売されているけれど,お惣菜としてそうめんと一緒に炒めてあるのは初めて見た気がします.

 

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さっそく食べてみます♪
つめたい….冷やされて販売しているので,当たり前なのですが…つめたい.
勝手に暖かいと思って食べてしまった... 鯖の身がたくさん入っていました.

 

やっぱり,鯖寿司(680円)も食べちゃいます♪

鯖寿司は,どこでも売っている…というようなことを書きましたが,それぞれの店舗で生産者が違うため,味が全然違うんです!


ご飯の酢の効き方や鯖の厚さも違いますし,カットされた鯖寿司がひとつひとつラップでくるまれているところもあります.

 

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「くつき新本陣」で販売されている鯖寿司の中には,地元産のお米を使ったものもあり,「脂ののった鯖の身と相性が良く美味しい」とオススメされています.

近くの生産者が納品するという仕組みは,道の駅の特徴のひとつなのかもしれませんね” 一ヵ所の道の駅でも何人かの生産者が納品していることがあります.食べ比べをして,お気に入りの「鯖寿司」をみつけるのも良いかもしれません.

でも,鯖寿司はご飯の密度が高いので…お腹がいっぱいになりすぎます.気をつけてください.

 

道の駅限定のお酒もあります.「くつき新本陣」(1500円).
藁のような袋で瓶を包んでいます.めずらしいなぁ.ついついお土産用に買ってしまいました.

 

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 お土産を買いすぎて,荷物が多くなってしまった場合には…
郵送できます.

 

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観光客用というよりも,朽木で生活している人にとって便利な施設ですね.
特産品販売所とは別の建物の1階が宅急便を受け付ける事務室,2階はレストランになっていました.

レストランの「お食事処 さと」にはランチバイキング(15:00まで1000円)があり,季節の食材を用いた手料理が楽しめるようです.この日も,地元のお客さんでいっぱいでした.

 

f:id:osanpowanko:20140227173908p:plain 若狭鯖街道(わかささばかいどう)

 

鯖街道を日本海側へ向かってお散歩します.

「くつき新本陣」から367号線を福井県方面へお散歩していると303号線沿いに,ザゼンソウの“のぼり”を見つけました.
ザゼンソウ(座禅草)? ...どんな草かなぁ.

 

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 【ザゼンソウ(座禅草)】

サトイモ科の座禅草は,湿地帯に群生する多年草(個体として複数年にわたって生存する植物)です.山の湿原や川のほとりに見ることができます.日本では中部地方以北に生息しており,ここ滋賀県が南限なのだそうです.花が開くのは2月から3月.

「座禅草」の名前の由来はもちろん,僧侶が座禅を組んでいるような姿からきています.また,ダルマソウと呼ばれることもあるそうです.

 

今津町の座禅草群生地は平成元年8月に,滋賀県の緑地環境保全地域に指定されました.まとまった面積に高密度に育成しており,良好な自然環境を形成していることが評価されたそうです.

 

住宅街にある看板をたよりに,茂みへ入ってゆくと…
いっぱい,いっぱい出ていました!
皆さん,分かりますか?ザゼンソウがいっぱいです.

 

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拡大してみます.

 

 

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これが座禅草.とっても渋い色をしています.緑色の葉っぱもあります.

今津ザゼンソウまつり実行委員会による看板『ザゼンソウの花―しくみと特徴―』の写真を掲載します.

 

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….「花の集団,仏炎包,…23℃ぐらいに発熱」...なんだか複雑な花です.

 

ザゼンソウについて少し調べてみました.
紫色の部分は「仏炎包」といいます.これは花ではなくて,葉が進化した部分です.花はどこの部分かというと,「仏炎包」のなかに入っている“ツクシ”のような部分.ここは「肉穂花序(にくすいかじょ)」と言い,びっしりと小さな花が付いているのです.1個体に約100個の小花をつけるそうです.

 

ザゼンソウの特徴は“発熱する”ということにあります.開花期に熱を発生させて外気温よりも高い体温となる植物は世界で30種ほどしかないそうです.さらに,その発熱植物ほとんどは熱帯植物のため,寒い地域に群生するザゼンソウはとても珍しい種なのだとか.


花が咲いている時期,この「肉穗花序」という部分が発熱し,昼夜を問わず20℃くらいを保つそうです.ザゼンソウは昆虫などにより花粉が運ばれないと種を作ることが出来ない種です.従って,虫を誘き寄せるために発熱しているのだという説ありますが,ザゼンソウが発熱する要因は完全に解明されたわけではなく,今も研究が続けられています.

 

ザゼンソウはミズバショウの仲間です.白くて可愛らしいミズバショウを思い浮かべると,ザゼンソウは地味な感じがしてしまいますが….そんなことありません.よね?

落ち着いていて,厳かな雰囲気を醸し出す花です...

 

!!ザゼンソウについて調べていると「虫をよせつける物質が出ていて、悪臭がします」との情報が…
...近くに寄ったけれど,なんの匂いもしませんでしたよ.…気がつかなかっただけなのかな...

 

ちなみに英名はSkunk Cabbage(スカンクキャベツ)….
もうひとつ.
今回見た今津のザゼンソウ群生地の近くには,「ざぜん草前」というバス停があるとの情報もありました.気がつかなかったなぁ.. 

 

今日は,珍しいものが見られてよかった♪
大きなカメラを持って見に来ている人もいましたよ. 

見頃は2月から3月ですが,ザゼンソウ見に,ぜひ滋賀県へお散歩へ行こう!という方は滋賀県観光情報を参考にしてください.

 

f:id:osanpowanko:20140227173908p:plain 道の駅スタンプ

 

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おおきな天狗が寝転んでいます.スキーで歩いている人たちがいますが,冬にはスノーシューの貸し出しがあるそうです.

 

つぎはどこをお散歩しようかなぁ... 

 


 

名称 くつき新本陣(滋賀県‐2)
住所 滋賀県高島市朽木市場777
アクセス 国道367号線.
公式サイト http://www.zb.ztv.ne.jp/kutsuki-sinhonjin/
ポイント 「焼さばそうめん」は冷蔵で販売中.

 

【参考ホームページ・参照文献】


間宮渉『ザゼンソウの発熱と繁殖戦略』(PDFファイル)