【訪問日:2018年5月】
今日は長野県北部の道の駅「しなの」でお散歩です.
長野県北端に位置する道の駅しなの.平成11年に登録された道の駅で20年近く経過していますが,新しい施設がオープンするなど,地元の食材を活かして頑張っています.
お土産処「ふるさと展望館」
信濃町の名産品だけではなく長野県の代表的なお土産品扱っています.
そばや野沢菜漬,地酒などです.またリンゴを使ったパイやケーキといった箱入りのお菓子もたくさん並んでいました.
ここでしか手に入らないオリジナル商品,地場産品加工品もあります.
道の駅しなのを管理しているお姉さんにオススメ商品を聞いたところ,まず教えてくれたのはこちら.
黒姫高原のトウモロコシです.旬を迎えるのは夏ですが...他の時期にはドライコーンを楽しむことができます.そのまま食べてもいいし,サラダやスープのトッピングにすることもできるのだとか♪ 無添加の優しいドライコーンは小さな子のおやつにもいいですね.
食べてみるとコーンスープ!!みたいな甘さが口いっぱいに広がります.余分な塩気がないので,確かに他の料理に合わせても良さそうです.サクサクの食感ですが,衝撃で粉々になってしまうので購入後は気を付けて持ち帰ってください!
信濃町特産のとうもろこしを使用した「黒姫とうもろこしスープ」もあるようです.
次のオススメはルバーブ.
ルビー色をしたルバーブジュースを飲んでみました♪
爽やかな酸味のジュース.酸味の強いリンゴって感じです.
《ころ》「北欧で食べたリンゴンに似てるね」
リンゴンはコケモモの実のこと.フィンランドなどではリンゴンのソースをトナカイの肉のソテーやミートボールなどに添えられていることがあります.
ルバーブは食物繊維やカリウムが豊富な野菜.野尻湖畔の国際村を訪れていたカナダ人宣教師が信濃町での栽培を広げたそうです.
酸味の強いルバーブですが,砂糖をたっぷり加えることで美味しくなります.ジャムに加工されることが多いですが,焼き菓子に使っても美味しいそうです.生のルバーブが入手出来たら,ルバーブのタルトを作っていたいなぁ.と思っていたら,道の駅「しなの」の直売所で販売していました.
ぼたごしょうという信濃町産青とうがらしを使った加工品もオリジナル商品です.
つくだ煮,味噌風味,醤油風味...などいろんなバリエーションがあります.
牛乳工場「黒姫高原牧場」から直納される新鮮な牛乳もあります.
のびのび育った牛たちから搾った牛乳で作った製品,飲むヨーグルトやプリンも販売していました!
同じ建物内にある食事処では,紹介した商品のいくつかを楽しむことができます.
お食事処「天望」
大きな窓のある食事処「天望」では雄大な黒姫山や妙高山の景色を眺めながら食事できるのだとか.
長野の郷土料理「おにかけそば」を食べることができます.野菜やキノコ,油揚げなどがたっぷり入った具だくさんのソバです.食べてみたかったなぁ.毎朝職人が手打ちする風味豊かな「霧下そば」も人気だそうです.
【霧下そば】
信濃町の黒姫山麓一帯は蕎麦の名産地.一日の寒暖差が大きい地で作られた蕎麦は旨みが強くなるのだとか.朝晩は霧が発生するほどの冷涼な気候である黒姫山麓一帯では香りと味が豊かな蕎麦が採れるそうです.
地場産品直売所「いっさっさ」
2018年3月にオープンした地場産品直売所「いっさっさ」.
その日の朝に収穫された新鮮な野菜を販売.伝統野菜も並ぶようです.
お散歩をしたのは5月中旬.ちょうど旬を迎えたルバーブが並んでいました.
道の駅「しなの」のパンフレットによるとルバーブの旬は年2回あるようです.5-6月と9-10月.新鮮なルバーブを買う機会がもう1回あります♪
夏には信濃町特産の甘いとうもろこしが並び,トウモロコシまつりが開催されます!
フルーツのような甘さのトウモロコシと表現される信濃町産のトウモロコシ.育つ環境が美味しさの秘訣です.長野と新潟の県境に位置する信濃町は斑尾山,黒姫山,飯綱山,戸隠山,妙高山の「北信五岳」に囲まれた高原の盆地帯に位置しています.
この自然条件の中で育った高原野菜は味が濃く,糖度が高いことも知られています.
秋には新そばや新米,冬には雪中野菜,そして春には山菜が...と一年中,旬を感じることができます.
ソフトクリーム
お食事処「天望」で購入できる牛乳ソフトクリームは濃厚さが人気だそうです.
道の駅スタンプ
野尻湖はナウマンゾウが発掘された地だそうです.
つぎはどこをお散歩しようかなぁ...
名称 | しなの(長野県北部-18) |
住所 | 上水内郡信濃町大字柏原1260番地4 |
アクセス | 国道18号線 |
公式サイト | http://f-tenbou.com/ |
ポイント | 山に囲まれた道の駅 |