【訪問日:2014年2月】
今日は岐阜県南西部の道の駅「富有柿の里いとぬき」でお散歩です.
ここは,本巣市が都市と農村の交流の場として整備した「富有柿の里」と一体的な施設となっています.
「富有柿の里」には,ふれあい広場や古墳と柿の館,バーベキューハウスがあります.夏には家族で楽しめそうな施設ですね.「ふれあいセンター」が農産物直売所となっています.
富有柿(ふゆうがき)
甘柿の代表品種である富有柿.この品種のだけで全国の甘柿生産量の半数以上を占めます.
「富有柿の発祥の地」は岐阜県であると言われており,なかでも岐阜県本巣市が主要産地です.
道の駅に向かう途中には,柿園の看板や柿の木がたくさんありました.2月のお散歩なので,柿の実はみられませんでしたが….
でも,道の駅では柿を販売しています.ピカピカした綺麗な富有柿(1個150円)です.
富有柿は日持ちが良く,軟熟が遅いため輸送性に優れています.11月上旬からが食べごろだそうです.
『広報 もとす市,No.34(2006年11月)』より,美味しい柿の見分け方を紹介します.
「大きくて甲高な形のものが良い。色は真っ赤に近ければ近いほうがおいしく、へた部分は青くてみずみずしいものがおすすめ。」…とのことです.秋になったら参考にしてみてください.
“完全甘柿”に分類される富有柿は,種子の有無に関係なく自然脱渋し,常に甘柿となります.果肉には薄い褐斑が形成され,次郎柿や伊豆柿も同じ“完全甘柿分類”に分類されます.
柿は,種子の有無が自然脱渋に影響を与える“不完全甘柿”(西村早生や筆柿など)や常に渋柿の“完全渋柿”(西条や溝柿など)に分類されます.
さっそく「ふれあいセンター」農産物直売所でお買い物です.
柿の関連商品がたくさんありました.さすが「富有柿の里」ですね.他の道の駅とは異なり“柿”に重点を置いた商品たちです.
柿肉のタレ,柿ジャム,柿の葉茶,柿ドリンク,柿もなかアイス…いろいろです.
柿の漬物まであるのですね!初めて見ました.
さつまいもや長ネギなど,地元で採れた野菜も販売しています.
たくあんを漬ける時は柿の皮を使う(果物の皮を加えることで自然な香りと甘味が出る)と聞いたことがあるけれど,このたくあんにも使われているのかなぁ…?
富有柿の詰め放題(1200円)もあります!! えっと…1個150円だから... 柿は傷みやすい果物だから,詰め放題で欲張ってはいけません.
詰め放題をしている人を見かけましたよぉ“ 10個くらい入れていた気がします.それならお買い得ですね〜
柿のドリンクたち
柿サワーと柿ドリンクを買いました.両方とも1本130円です.
緑色のカゴバックに入れてくれました.
どんな味かなぁ“楽しみだぁね.いただきまぁ〜す♪
柿サワーをよく見たら「健康飲料」と書いてあります….「飲むんだったらこの1本」とのキャッチフレーズ付きです….
色が似ているので,有名な飲み物『ファイブミニ』(大塚製薬)をイメージしていたのですが…
炭酸はゼロでした.スッキリした後味で,健康になれそうな味です.
一方,柿ドリンクはというと…美しい柿の色を残し,濃厚な仕上がりになっていました.
「富有柿の里」
「富有柿の里」には野外ステージや桜広場などがありとっても広い施設です.
犬と一緒にお散歩もできますが,マナーを守って施設を利用しましょう!
「『富有柿センター』には何があるのですか?」…と緑色のカゴバックにジュースを入れてくれた直売所のおばチャンに聞いてみたところ,
「…とくにねぇ.何があるわけでも...バーベキューとかの予約をする所だよ」と教えてもらいました.
“富有柿”のことを知れると思ったのに,ざんねん“
バーベキューをする季節でもないので,今日は直売所でのお買い物だけで帰ります.
あ!そうそう,こんなところにも“柿”を見つけました!!
「富有柿の里」へお散歩に来たら探してみてくださいね“
お家に帰ってから「富有柿の里」を調べてみたら…
『古墳と柿の館』は“柿の資料室”として柿に関する展示・紹介がされていることを知りました...
行ってみればよかったなぁ.でも,『古墳と柿の館』は直売所の『ふれあいセンター』から一番離れた施設です.
道の駅スタンプ
情報コーナーにありました.「ふれあいセンター」の隣の建物です.
スタンプは,キレイな“橙紅色”.富有柿と同じ色ですね.画面でつたわるかな….
つぎはどこをお散歩しようかなぁ...
名称 | 富有柿の里いとぬき(岐阜県‐20) |
住所 | 岐阜県本巣市上保18-2 |
アクセス | 国道157号線沿い. |
関連サイト | http://www.pref.gifu.lg.jp/kendo/michi-kawa-sabo/doroiji/michi-no-eki/itonuki.html |
ポイント | “富有柿”専門の道の駅. |
糸貫柿振興会:http://www.maruito.com/index.html