【道の駅あれこれ:その19】
2022年9月、岡山県の津山をお散歩しました。
岡山県の北部にある津山。
津山城の城下町の津山には古い町並みも残っています。
津山観光センター
岡山県津山市山下97-1
9:00~18:00(4~9月)、9:00~17:00(10~3月)
無料駐車場があります。(桜祭りの期間は利用できないようです)
お土産や伝統菓子、果物や野菜もちょっと販売しています。津山銘菓・地酒・民芸品など、地元ならではのお土産を取り揃えています。
すぐ隣にはホルモンうどんが食べられるお店も。
津山観光センター、津山駅観光案内所などではレンタサイクルの貸し出しを行っています。
でも今日は、歩いてお散歩です。
観光センターから歩いて行ける博物館と城跡、ちょっと離れたところにある衆楽園を紹介します。
津山郷土博物館
大人通常料金300円。他の施設の半券提示で割引になります。
月曜と8月12日、年末年始は休館。9時から17時まで。
美作(みまさか)と津山の歴史・文化を紹介。
津山藩の文書や大名行列図、津山城の模型などもありました。
すごく広いわけではないので、短い時間でも観光できます!
こちらは熊毛槍
重量は15kgと大きな熊毛槍。津山藩主の行列の目印だったようです。
企画展もあります。
今回はインドネシアのバティックという布の紹介でした。
ろうけつ染めのバティックは繊細な模様でとてもきれいでした。
Tsuyama Wonder Museum
つやま自然のふしぎ館(津山科学教育博物館)
9時から17時。
3・7・9月は月曜、1・2・6・11・12月は月と火
年末年始が休館。
他の博物館との併用割引やジャフ会員割引などがありました。
割引価格で大人700円。
チケットの裏には、生物や化石の特徴解説が。
わんところのチケットにはアオイガイとアンモナイト。それぞれ違う種類の解説が書かれています。
神秘のワンダーランド~ということで...
動物、蝶、甲中、貝類、化石、鉱石、人体模型まで...コレクション量が膨大でした。展示総数は2万点を超えるのだとか。
展示物紹介・解説のパネルは手書きふうなものが多く、独特の雰囲気があります。
展示スペースは15、3階建ての建物です。
エレベーターやエスカレーターはありません。
出会うことのない動物(剥製)と記念撮影♪
津山城(鶴山公園)
津山城跡鶴山公園
310円。公園は9時前から17時(夏季は19時)まで、
備中櫓は9時から16時半。
さくらまつり期間は時間が延長されます。
休館日は年末。
天守閣などの建物は1874年に取り壊されましたが、石積・石垣は残されていたそうです。
昭和38年には平山城の典型として国の史跡に指定されています。
津山城は吉井川と宮川の合流点を望む小高い山を利用して築かれました。…なので、上ります。階段を上らないと城跡にたどり着きません。
復元されているこの建物は備中櫓。2004年に復元整備されました。
本丸から南に張り出した石垣の上にあります。
内部は全室畳敷きで、御殿建築の様式となっています。この内部構造は珍しいそうです。
津山さくらまつりは例年4月1日から15日にに催されます。
衆楽園
4-10月 7:00~20:30
11-3月 7:00~18:00
衆楽園は、江戸時代初期に津山藩主・森家によって築造された回遊式の庭園
一般開放(入園無料)されています。
池の近くを歩くと...
すごい勢いで、ものすごい数のカエルが池のほうへ逃げていきました。
音はするのに、土色のカエルはあまり見えません。
見えないから、たくさんのカエルの音を感じても怖がらすに歩くことができました!
津山の食べ物
705年に牛馬の市が開かれたとの記録が残る津山。流通の拠点だった津山の牛肉料理を紹介。
市内のレストランなどで食べるタイミングがなかったので...
中国自動車道 勝央サービスエリア(下り線)へ。
【ホルモンうどん】
たっぷり味噌の味。
ホルモンはプリプリです。
ホルモンうどんが生まれたのは戦後すぐのころといわれています。ホルモン焼きの後、締めにうどんを入れて食べていたことから生まれた料理なのだとか。
ホルモンは牛の小腸が一般的ですが、津山では4-5種類の部位を混ぜたmixホルモンを使うことが多いそうです。
ホルモンは鮮度が大事。津山市内には食肉処理場があり、さらに処理のスピードが速いことでも知られています。
内臓肉は、処理が始まってから10分ほで洗浄処理が終了するのだとか。
津山のホルモンは臭みがなく美味しいと評判です。
【そずり丼】
肉かたくない!筋っぽくない。ほどよい脂、優しい味の焼き肉丼!
たまねぎも甘い
津山の名物料理に「そずり鍋」というものがあります
牛骨のまわりからそぎ落とした肉を使っており、これが名前の由来です。そぎ落とすを方言でそずりといいます。
鍋料理はしょうゆベースの出汁だそうです。
【コーヒー】
「珈琲」の字は岡山(津山藩)発祥とのこと。
コーヒーの漢字(珈琲)は津山藩(岡山県津山市)が発祥なのだとか。
江戸時代後期、蘭学者の宇田川榕菴(うだがわようあん)が考案。彼は津山藩医でした。
榕菴珈琲は江戸時代の味に現代風の焙煎・ブレンドを加えたもの。
オランダを通じて持ち込まれたジャワ島のコーヒー豆、アラビカ種を用いています。
観光センターのお土産コーナーで買いました。箱入りのコーヒー。お土産に良いですね♪
つぎはどこをお散歩しようかなぁ...
津山市公式観光サイト:http://www.tsuyamakan.jp/