【訪問日:2015年12月】
今日は島根県の道の駅「ゆうひパーク浜田」でお散歩です.
今回のお散歩では,常務取締役・駅長の山岡元さんにお話を聞きました.
オススメの海産加工品コーナーで記念撮影しました.
ありがとうございました.
「ゆうひパーク浜田」で見る
高台から日本海を眺めることができ,岩美で一番の夕日スポットと紹介されています.山岡さんによると「夕日がちょうど真ん中に見える,秋と春が特におすすめです」とのこと.
今日は雨ですが...道の駅からの景色はこちら.
日本海とともに「浜田マリン大橋」が見えています.浜田マリン大橋は1999年に完成した橋で,浜田漁港のある原井地区と瀬戸ケ島地区をつないでいます.白く高い主塔が特徴的です.主塔は90mほどあるそうです.
この浜田マリン大橋で2016年2月27日にリレーマラソン大会が実施されるようです(山陰浜田港 マリン大橋リレーマラソン).2016年が第1回の大会です.マリン大橋を周回するコースで,チームでたすきをつなぎフルマラソンを走ります.橋からの眺めも良さそうですね”
「ゆうひパーク浜田」で買う
浜田で水揚げされた魚介加工品,特産品などを取り扱うのが土産物ショップ五地想市場です.
一夜干しや丸干など海産加工品が並んでいます.真空パックの「あなごの蒲焼」やタッパーに入ったイカの塩辛なども並んでいます.また,冷蔵物だけではなく常温で持ち帰ることのできるワカメや宍道湖のシジミ味噌汁などもありましたよ.
ショップを案内してくれた山岡さんのオススメは“干物”.浜田で水揚げされたノドグロです.
ノドグロはテレビで話題になったことで人気が出て,地元に残らなくなってしまったのだとか...
そんな人気の魚ノドグロを使った商品は干物の他にもあります.
「塩焼きのどぐろ」と「のどぐろせんべい」,さらに釜飯やひつまぶしの素にまで加工されていました.
道の駅のショップ五地想市場は,浜田市のブランド「どんちっち三魚」の取扱を推奨する店でもあります.“どんちっち”とは,浜田市で盛んな郷土芸能「石見神楽」の囃子(はやし)を表現する幼児言葉で,今では石見神楽全体を意味する言葉となっているそうです.ブランドとして認定されている魚はノドグロ・アジ・カレイの三種です.それぞれのブランド魚には時期や漁獲方法などの規定があります.
“浜田市の魚”でもあるノドグロ.8月中旬から5月末に漁獲した80g以上のものが「どんちっちノドグロ」としての資格を得ることができます.山陰沖西部で漁獲されるノドグロは脂質含有量が非常に高いという特徴があります.それはトロにも匹敵する程で,最高で30%以上にもなる脂乗りなのだとか.煮付けが一般的なようですが,刺身や干物でも美味しく食べることができます.
ノドグロのお寿司も販売していましたよ♪
ノドグロと同様に浜田漁港で水揚げされるマアジ「どんちっちアジ」も脂のりが良いのだとか.一般のアジが3.5%なのに対し,浜田で水揚げされる旬のマアジは10から15%と言われています.
「どんちっちカレイ」となれるのは8月から翌年2月の期間に漁獲したサイズが50g以上のカレイで,しかもミズカレイ・エテカレイ・ササカレイに限られます.
ミズカレイも販売していましたよ♪
(参考)浜田市ホームページ「浜田の水産ブランド“どんちっち”」
海産加工品は他にもオススメがあります.赤天です.
赤天とは唐辛子を練りこんだピリ辛味のすり身で,さつま揚げのようなものです.そのまま食べても良し,トースターなどで炙るとサクサクになるそうです.パン粉付きの赤天も売っていましたよ.食べやすそうなスティックタイプの赤天をドライブのお供に買い,車の中でパクパク食べてしまいました.後味がピリッとしていました.
人気の食品,赤天をもとにしたせんべいやふりかけも販売されていました.
“どんちっち”の石見神楽コーナーもあります.
本格的なお面からおもちゃの剣まで「石見神楽」グッズが揃っています.神楽をモチーフにしたおまんじゅうやショコラ,サブレなどもありましたよ♪
「ゆうひパーク浜田」で食べる
フードコートには,めん処ゆうひ亭とモスバーガー,持ち帰りに便利な軽食を提供している五地想ピットがあります.ゆうひ亭では浜田名物赤天を食べることができるそうです.
フードコートだけではなくレストランもありました.海鮮レストラン 会津屋八右衛門とイタリアンレストランorizzonte(オリゾンテ)です.海鮮レストランのメニューです.
海鮮ひつまぶし丼や朝どれ海鮮丼などどれも美味しそうです.
イタリアンレストランでも弥栄産の野菜や浜田港水揚げの魚など地元の食材を生かした料理を出しています.レストランは2階にあるので日本会の景色を眺めながら食事ができます.
“ゆうひパーク”という名の道の駅
道の駅「ゆうひパーク三隅(写真左)」と道の駅「ゆうひパーク浜田(写真右)」.近くにあり,その距離は約16.3㎞.車では20分ほどです.
それぞれの道の駅に建てられている看板を見ると登録日は両方とも平成5年11月24日です.同じ時に申請,受理されたのでしょう.道の駅登録番号は「ゆうひパーク浜田」が03,「ゆうひパーク三隅」が04です.五十音順なのかな!?
実際にお散歩してみたりお話を聞いてみたりしましたが,特に関係h無いようでした.お互いに「うちが先なんですけどねぇ…」って感じでした.
“ゆうひパーク‐‐”という名前はたまたま一緒だったという感じでもないですし...もしかしたら登録した当時は何か関連を持たせたかったのかなぁ...と考えてしまいます.“近くにある”“近い名前”の道の駅同士,タイアップ企画などがあったら面白いですね”
道の駅スタンプ
大きなスタンプが2種類と小さなしまねっこ,にぎやかな感じに押せました.
つぎはどこをお散歩しようかなぁ...
名称 | ゆうひパーク浜田(島根県-03) |
住所 | 島根県浜田市原井町1203-1 |
アクセス | 国道9号線沿い |
公式サイト | http://www.yuhipark-hamada.com/ |
ポイント | 旅のお供に赤天 |