道の駅 「山川港活お海道」の思ひで…

 

f:id:osanpowanko:20140227173908p:plain 【訪問日:2014年3月】

 

今日は鹿児島県の道の駅「山川港活お海道」でお散歩です.

 

f:id:osanpowanko:20140521193119j:plain

 

  

カツオの水揚げが盛んな山川港は地形的特徴から「鶴の港」と呼ばれていたそうです.その鶴が羽を広げた姿をイメージしたのが駅舎です.…この角度の写真では,分からないですね.でも,キレイな青空が写っています.

 

道の駅「山川港活お海道」は3つのゾーンに分かれています.
入口を入り,正面にあるのが「特産品版倍ゾーン」.右が「朝市直売ゾーン」,そして左が「地域食材提供ゾーン」つまりレストランです.

 

では早速...お食事です.
市場食堂「鶴の港」では新鮮な魚を使った海鮮丼や刺身定食を味わえます. 

 

「かつおごろっと角煮温たまらん丼」(800円)

 

f:id:osanpowanko:20140521193249j:plain

 

特製甘辛タレで煮込んだ山川産カツオの角煮がたっぷり入っています.食べても,食べてもカツオです! カツオの角煮が本当にたくさん入っていました.歯ごたえがあり,しっかり味がついています.
上に乗っている“おんたま”は,指宿の砂むし温泉の源泉で作られた温泉卵なのだそうです.

こちらは「山川刺身定食」(1200円)

 

f:id:osanpowanko:20140521193517j:plain

 

きれいなお刺身が来ました!

魚は地元の協同組合産,または鹿児島県産にこだわり使用しているそうです.カンパチの食感がよかったです.

 

お客さんがいっぱいですが,注文したら直ぐに出てきました! 揚げ物関係は時間がかかるのかもしれませんが,お腹がすいていたので,直ぐに出てきて良かった♪

 

港を眺めながらご飯を食べていたら,突然すごい雨と風が...のぼりが飛ばされそうです.

 

f:id:osanpowanko:20140521193734j:plain

 

道の駅の建物を撮った(最初の)写真の時はとっても良い天気だったのに...
今日は,台風のような天気です.ちなみに,テラスデッキゾーンでは店内で買った商品を食べることができるそうです.

 

市場食堂「鶴の港」には鰹のたたき定食やいぶすき勝武士ラーメンなど美味しそうなメニューがいろいろありました.また来てみたい食堂です.

 

特産品販売ゾーンを見てみます.

ここでは,農産物やお土産(お菓子や焼酎など)を扱っています.スターフルーツ.南へ来た気分になります♪

 

f:id:osanpowanko:20140521193844j:plain

f:id:osanpowanko:20140521193855j:plain

 

「朝市ゾーン」でも新鮮なお魚を販売していますが,「特産品販売ゾーン」でも魚やすり身,鰹節を取り扱っていました.

 

最後に,朝市直売ゾーンに行ってみます.

  

f:id:osanpowanko:20140521194250j:plain

 

ここのゾーンでは,いくつかのテナントが出店しており,出店者とコミュニケーションを楽しみながら買い物ができる対面販売形式となっています.「特産品販売ゾーン」と異なる点ですね”

道の駅「山川港活お海道」の“イチオシ”のゾーンです.
新鮮なお魚が並んでいます.「すりみ」達です.タイ・トビウオ・エビ・シイラなどの種類が豊富ですね”

 

f:id:osanpowanko:20140521194559j:plain

f:id:osanpowanko:20140521194611j:plain

 

こういうふうに“袋に入ったすりみ”を売っているのが鹿児島県(の道の駅)の特徴なのかなぁ.と思いました.他のところでは見たことがありません.

 

あ” さつまあげ.味見してみよぉ♪

 

f:id:osanpowanko:20140521194803j:plain

 

すり身を揚げたらさつま揚げですね” すり身とさつま揚げ,どっちを買って帰ろうかなぁ...

朝市直売ゾーンには生けすもありました.また,海産物だけではなく,お土産のお菓子を売るテナントもありましたよ.

 

今日は,レンタカーで来ている人を何組か見かけました.みんな美味しいお魚を食べに来ているのですね♪

 

それに,道の駅「山川港活お海道」の周辺には観光スポットもあります.

 

f:id:osanpowanko:20140227173908p:plain 千林ヶ島

 

道の駅「山川港活お海道」から車で20分(+徒歩10分)程度.

 

錦江湾に浮かぶ周囲約3kmの無人島が“千林ヶ島”です.3月から10月にかけて,大潮か中潮の干潮時には,長さ約800mの砂の道が現れ,知林ヶ島に歩いて渡ることができます.

 

f:id:osanpowanko:20140521195020j:plain

 

こちらは“千林ヶ島”の全容を見ることができる魚見岳からの写真.
確かに,白くなっている部分があり“千林ヶ島”への道が出来そうな雰囲気です.お散歩をした日は,残念ながら渡ることができない日でした.

せっかくなので上から見るだけではなく,砂州の現れる“田良岬”の方へ行ってみます.

 

f:id:osanpowanko:20140521195216j:plain

 

こんな看板を見つけました.渡る際は気をつけてください!!

 

千林ヶ島の砂州情報を参考にしてください.

 

f:id:osanpowanko:20140227173908p:plain 池田湖

 

道の駅「山川港活お海道」から車で30分程度.

 

九州最大のカルデラ湖である池田湖(周囲は15km)は,大昔の火山活動によってできました.

 

f:id:osanpowanko:20140521195815j:plain

f:id:osanpowanko:20140521195808j:plain

 

開聞岳を望むことができます.

ここには胴回り50cmの大ウナギが生息するのだそうです...大ウナギが見学できる施設もありました.

そして,池田湖は大ウナギだけではなく幻の怪獣「イッシー」も有名なのだとか.

 

f:id:osanpowanko:20140521195931j:plain

 

一応,記念撮影してみました.このイッシーレプリカは“大ウナギの見学施設”の駐車場にあります.ここにはバスでたくさんの外国人観光客が来ていました.

 

f:id:osanpowanko:20140227173908p:plain 西大山駅

 

道の駅「山川港活お海道」から車で15分程度.

 

JR指宿枕崎線,西大山駅は日本本土最南端の駅です.“道の駅”ではなく,ほんとうに“電車”がくる駅ですよ.

 

f:id:osanpowanko:20140521200136j:plain

 

九州最南端の駅ということもあってカメラを持った観光客が何人も来ていました.

無人駅で,ホームにも自由に入ることができます.今日は,雲がかかっていますが,開聞岳を望むことができます♪

 

f:id:osanpowanko:20140521200317j:plain

 

薩摩半島の南端にあるのが開聞岳.美しい形状から“薩摩富士”とも呼ばれています.

 

ところで,日本各地には「○○富士」と呼ばれる山が数多くあります.これらは「ふるさと富士」と言われるもので,日本全国には400近い「ふるさと富士」があるとNHKの番組『にっぽん百名山』で聞いたことがあります.そして…日本一低い「ふるさと富士」は秋田県にあります.明田富士山(秋田県秋田市)は標高35mなのだそうです.

あ”南薩摩のシンボル“薩摩富士”,開聞岳は標高924mです.

 

f:id:osanpowanko:20140227173908p:plain 道の駅スタンプ

 

f:id:osanpowanko:20140521200542p:plain

 

道の駅「山川港活お(いお)海道」の「いお」とは,鹿児島弁で“魚”という意味なのだそうです.

 

つぎはどこをお散歩しようかなぁ... 

 


 

名称 山川港活お海道(鹿児島県‐19)
住所 鹿児島県指宿市山川金生町1番地10
アクセス 国道269号線沿い.
公式サイト http://io-kaido.com/
ポイント 新鮮なお魚が食べられます.

 

【参考ホームページ・参照文献】


いぶすき総合観光サイト:http://youkoso-ibusuki.com/