道の駅 「たのうら」の思ひで…

 

f:id:osanpowanko:20140227173908p:plain 【訪問日:2014年3月】

 

今日は熊本県の道の駅「たのうら」でお散歩です.

 

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道の駅「たのうら」は,駐車場が大小型車含めて120台ほどのスペースを持つ大きな施設です.御立岬公園へ行く際に立ち寄ったり,お土産を買ったりする人が多いようです.
今日のお散歩は夕方だったので,物産館などの施設は終了間際でしたが,
その時間帯でも大きなバスを見かけました.

 

f:id:osanpowanko:20140227173908p:plain 御立岬公園

 

御立(おたち)岬公園は不知火海に面した広い敷地内に,キャンプ場や海水浴場,温泉センターなどを備えたレジャー施設です.


「たのうら御立岬公園」の御立岬海水浴場は熊本県最大級の砂浜を有し,遊泳期間中(6-8月)には多くの人が訪れます.海水浴シーズンには売店などの関連施設も営業するようです.プレイグラウンドはゴーカート場やテニス,釣りランドなど施設があります.不知火海に向かって滑るローンスキー(芝の斜面を滑るアトラクション)はスリル満点なのだそうです.御立岬公園の先端から突き出した桟橋で楽しめる釣りも人気があるそうです.


スポーツを中心としたレジャーに加え,マリンハウスやミニログハウスといった宿泊施設,バーベキューができるキャンプ場も完備しています.

そんな御立岬公園には全体を見渡せる場にシンボルタワーがあります.晴れている日には遠くに天草諸島も見えるそうです.夜にはライトアップされるこのシンボルタワーには“愛のカギ伝説”というのがあり...願いを込めてカギをかけると結ばれるそうです.
そして...鍵は道の駅の物産館「肥後うらら」で販売しているのだとか.

「御立岬温泉センター」も隣接しています.
不知火海が一望できる露天風呂があり特に夕日が美しいのだそうです.食事のできる温泉喫茶や芦北の名産品を扱う売店もあります.


御立岬公園のある岬は「昔,熊襲(くまそ)征伐の帰りに景行天皇が田浦の入江で休憩し,その後出発(=お立)された」との言い伝えが残る地です.天皇を祭った天子宮があり,またまた万葉集には長田王の「野坂の浦」の歌が収められている(野坂の浦は浦田湾との説がある)など御立岬は歴史的な場所して知られています.

道の駅「たのうら」とその周辺は海や山といった自然を活かした観光スポットとなっているのですね.

 

f:id:osanpowanko:20140227173908p:plain 道の駅「たのうら」の施設

 

比較的大きな施設である道の駅「たのうら」は“物産館 肥後うらら” と “お食事処 たばくまん” の入る建物があります.さらに“物産館 でんでん” と “物産館 漁協青壮年館” が入る建物が別にあります.それらに加えて,インフォメーションとトイレの建物があります.


道の駅「たのうら」の駐車場付近にはポンカンや晩白柚,清見,レモン,日向夏といった柑橘系の木が植えられています.お散歩をした3月にも実がなっている木がありました.

 

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晩白柚の木は大きな実をつけていました!
熊本県が産地である晩白柚.いくつかの道の駅で販売されているのを見ましたが,実際に木に成っているのは初めて見ました. 

 

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田浦特産である甘夏の木と不知火の木もあり,春には真っ白い花が枝いっぱいに咲くそうです.道の駅敷地内20種類以上の柑橘の木を植えられているようです.
でも,柑橘系だけではなくりんごの木などもありました.

 

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梨,桃,林檎などこちらの木たちは,まだ葉が出ていないので少し寂しい写真です...


では,“物産館 肥後うらら”へ行ってみます.
甘夏みかんやデコポンなどの柑橘類や太刀魚みりん干しなど海の加工品など芦北の特産品を中心に販売しているそうです.

ジャムコーナーです.晩白柚や甘夏,ポンカンジャムがありました.

 

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外には柑橘類の木があるし...なんだかついつい買ってしまいますね”
フルーツソースやフルーツ酢もありました.

「2コ入り スパゲッティ」です.

 

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 焼きそばやうどんとは違ってちょっと珍しいな...と思いました.オリジナルの“トマトルー”が付いているようです.五木のマークが九州っぽいですね.

 

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弁当・惣菜コーナー…残念です.閉店間際なので,何もありません.お腹減った…

閉店間際ということで,もちろんレストランで名物の太刀魚丼を食べることができませんでした.ちょっと覗いてみたのですが,“地産地消レストラン たばくまん”はセルフサービス方式となっているようです.

太刀魚の押し寿司やねったぼなどの作り置きメニューの中から好きなお皿を選んで会計を済ませるスタイルです.注文をして,その場で作ってもらうメニューもあるようです.
作り置きメニューから選ぶスタイルなら,気になった料理だけを少し食べることができて良いですね♪

 

レストラン名「たばくまん」とは田浦地方で使われている方言で「3時のおやつ」を意味するそうです.おやつといっても,地元産の旬の野菜や新鮮な魚介類を使った料理を味わうことができます.

  

別の建物に入る“物産館 漁協青壮年館”ものぞいてみます.
お刺身などの鮮魚だけではなく,一夜干しや南蛮漬け,乾燥あおさといった加工品も扱っていました.

 

あ!! このしろ姿寿司を発見.

 

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今回の姿寿司も背開き,お腹を上に向け2匹パック詰めされています.


帰ろうと思ったら,わんこがいました.
近づいて来てもくれません.おさんぽわんこには興味なしです.

 

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なかまだよ~.こっちむいて~.ちょっと淋しいです.
でも,このわんこはご飯にも全く興味がないようでした.写真中央には,ご飯の上に色々とおかずの乗ったエサがあるのですが,全く食べていませんでした...何か大事なことでも考え中なのかなぁ.


今日は時間がなくてゆっくりお散歩できませんでした.閉店間際は商品が少ないので残念です.

道の駅は24時間利用可能なトイレや駐車場を備えた施設です.でも,物産館などをゆっくり見たい方は時間や休館日を事前に調べてから来ると良いですね”

 

f:id:osanpowanko:20140227173908p:plain ソフトクリーム

  

塩を使ったオリジナルソフト「そるとクリーム」.
“物産館 でんでん” で販売しているようです.

 

f:id:osanpowanko:20140227173908p:plain 道の駅スタンプ

 

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スタンプは,売店の奥のテレビの近くで押しました.

道の駅の本によると,休憩室の方は24時間と書いてあるけれど... 閉まってしまいそうな雰囲気でした…


肥薩おれんじ鉄道は,熊本県の八代駅から鹿児島県の川内までの運行を行っている鉄道です.レンタサイクルを置いている駅もあり,観光や買い物に利用できるようです.

 

つぎはどこをお散歩しようかなぁ... 

 


 

名称 たのうら(熊本県‐16)
住所 熊本県葦北郡芦北町大字田浦657
アクセス 国道3号線沿い.
公式サイト http://www.otachimisaki.com/station/top.html
ポイント 柑橘類の木を近くで観察できます.

 

【参考ホームページ・参照文献】

御立岬公園:http://www.otachimisaki.com/index.html
肥薩おれんじ鉄道:http://www.hs-orange.com/