【訪問日：2015年2月】
今日は愛知県の道の駅「デンパーク安城」でお散歩です．
おさんぽわんこが紹介する150番目の道の駅です．パチパチ．
道の駅「デンパーク安城」は「デンパーク」に隣接しています．デンパークって電気関係の施設で発電を解説するテーマパークかなぁ...と勝手に考えていたら，全く違いました．デンパークはガーデニングのテーマパークです（「安城産業文化公園デンパーク」）．
デンマークの街並みを包み込んだ「花の大温室」もあるそうです．
なんでデンマークなんだろう!? と思ったので，道の駅の販売施設のスタッフの方に聞いてみました．すると「デンマークと姉妹都市関係にあって...ここは，デンマークのように農業が盛んな地なんです．」と教えてくれました．安城市はデンマークのコリング市（デンマークヴァイレ県）と姉妹都市関係にあります．安城市はかつて日本デンマークといわれたほど農業が盛んな地なのだとか．
【デンマークの農業】
デンマークは国土の約62%が農業用地で，ハイテク技術を導入した農業経営が行われています．また，最大の豚肉輸出国と言われるほど畜産業において世界が注目するような成果を上げています．
2013年日本はデンマークから1996億円輸入しましが，そのうちの約30％が豚肉です（データは 二宮書店「2015データブック」より）．
デンマークの畜産経営の特徴は，1 経営あたりの飼養頭数の増加と単一畜種への特化です．大規模経営への集中が進み，さらに牛・豚の両方を同時に飼育する経営方法が減少しているのです．効率的な生産体制制となっているのですね“
機能的な経営手法となっているのは畜産業だけではありません．農業経営においても経営数が減少傾向にあり，大規模農業経営へ集中し１経営あたりの平均面積が増加傾向にあります．徐々に構造改革が行われる中で規模が拡大し，世界市場へ輸出する体質となりました．デンマークで生産された農畜産物の 2/3 は世界100ヵ国超に向けて輸出されているそうです（一瀬・清水，2014）．
デンマークの農畜産物が世界に輸出されている要因として，輸出先にアクセスしやすく輸送に便利といったこともあると思いますが，農産物の輸出拡大を目指す日本が学べる点もありそうですね．
参考文献・URL
一瀬裕一郎，清水徹朗（2014）「デンマーク農業が有する競争力とその背景」『平成 25 年度海外農業・貿易事情調査分析事業（欧州）』，農林水産省．
デンマーク農業理事会：http://www.dafc.jp/index.html
産直コーナー
さて，最初の写真で気がついた方もいると思いますが，今日は駅伝大会が行われるようで...人が沢山集まっていました．
駐車場もいっぱいです．大会が始まった後に車が出せるかどうかわからなかったので，早めに帰ることにしました．雨がかなり降っているので，ガーデニングがメインの「デンパーク」をゆっくり見ることもできなさそうです．
駅伝の選手や関係者の間から産直コーナーをのぞいてみたので，少し紹介します．産直コーナーには地元で採れた新鮮な野菜やソーセージや地ビールといった特産品を販売していました．
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美味しそうな新玉ねぎを見つけました．葉っぱ付きで販売されています．ほうれん草や小松菜といった葉物野菜も並んでいました．
こちらは里芋のコーナーです．
冷凍保存の仕方が書かれています．里芋を冷凍して保存できるのならたくさん買っても大丈夫ですね” そういえば，千切りにして乾燥させた人参も売っていましたよ！ 使いやすく加工されています．
野菜の他にも，卵やお米も販売していました．
イチジクを使った加工品をみつけました♪
安城市は梨といちじくの国内有数の産地なのだそうです．いちじくはスパークリングワインやういろうにもなっていましたよ．
産直コーナーでは，お茶やカゴバックやザルも売っています．
鮮やかな色の植木も売っていました．
デンパーク内の温室にはこんな感じのがあるのかなぁ!?
あれが温室かなぁ?
今日は，産直コーナー前の駐車場がいっぱいだったので，道路を渡った向かい側にある大きな駐車場を利用しました．こっちも車がいっぱいです．また今度，ゆっくりお散歩に来よう” その時はパーク内にも行ってみよう”
道の駅スタンプ
スタンプは情報コーナーにありました．形もデザインも異なる2種類があります．
つぎはどこをお散歩しようかなぁ...
| 名称 | デンパーク安城（愛知県－08） |
| 住所 | 愛知県安城市赤松町梶5番地 |
| アクセス | 国道23号線沿い |
| 関連サイト | http://www.cbr.mlit.go.jp/michinoeki/syousai/aichi/a_08.html |
| ポイント | 駅伝のメイン会場にもなります |
