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道の駅「藤川宿」の思ひで…

23.愛知県

 

f:id:osanpowanko:20140227173908p:plain 【訪問日:2015年2月】

 

今日は愛知県の道の駅「藤川宿」でお散歩です.

 

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藤川宿は東海道五十三次の37番目の宿場です.
東海道は徳川家康が1601年に制定した街道で,江戸から京都までの53ヵ所に宿場が設けられました.愛知県の中央部に位置する岡崎市には岡崎宿と藤川宿の2つの宿場が存在しました.

 

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かつて東海道藤川宿として栄えたこの地に,町屋をイメージした道の駅「藤川宿」が設置されたのです.道の駅周辺には東海道の宿場町であったことが伺える史跡や松並木などが残っています.
宿場として旅人の疲れを癒した藤川宿は,現在,道の駅「藤川宿」として国道1号線を利用するドライバーの休憩の場となっています.さらに観光情報の提供や特産品の販売を通じて地域活性化の拠点ともなっています.


「藤川宿」の駐車場入口では徳川家康の石像が出迎えてくれます.岡崎市は徳川家康生誕の地です.

 

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岡崎の伝統工芸のひとつは石細工です.
その始まりは岡崎城建設時にまでさかのぼります.城下町の整備のため和泉などから石工を移住させたのだそうです.また,岡崎が上質な花崗岩の産地である事も石工業が発展した要因のひとつです.岡崎の石製品は岡崎宿を利用する旅人によって各地に紹介されたそうです.
現在でも墓石類や灯篭,建築石材の生産が盛んに行われています.この徳川家康の石像も岡崎の職人さんが作ったのかなぁ!?

 

参考文献・URL
「あいちの地場産業」岡崎信用金庫:http://www.okashin.co.jp/local/jiba/index.html


「藤川宿」には産直コーナーや軽食コーナー,24時間営業コンビニがあります.コンビニでは岡崎の特産品も販売しています. 

 

  f:id:osanpowanko:20140227173908p:plain きらり岡崎コーナー

 

岡崎の観光スポットや特産品を紹介しているコーナーです.特産品展示や市内観光の情報提供もしています. 

 

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岡崎旅名人というパンフレットも常備されています.ドライブやウォーキングで楽しめる市内マップです.写真,解説付きなので,ただ歩くよりも藤川宿のことを理解できより楽しめそうです.「直角に曲がる道で敵の侵入を防いだ」など実際に見てみたくなるスポットも紹介されています.休憩スポットや観光案内板の位置も書いてあります.

 

情報提供するだけではなく,お菓子類や地酒,伝統工芸もお土産として販売されています.スタッフの方にオススメを聞いたところお散歩をした2月に発売したばかりのお菓子を教えてくれました.

 

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あ! このお菓子には八丁味噌が使われています.


【八丁味噌】
八丁味噌の名を聞いたことのない人は少ないと思います.固く黒っぽい色をした味噌は特徴的ですよね”

江戸時代初期から造られている八丁味噌は,家康が誕生した城である岡崎城から西に八丁(約870m)の距離にある八丁村で造られていました.そのため「八丁味噌」と呼ばれているのです.
江戸時代,水陸交通の要衝でもあった岡崎市八帖町(旧八丁村)は矢作川に面したエリアにあります.舟運を利用して原料の大豆や塩を調達し,製造した味噌を出荷することができたのです.また,東海道を利用する人々によって八丁味噌は各地で知られるようになりました.先ほど紹介した石細工と同様に八丁味噌も岡崎の地場産業として発展したのです.

大豆と塩,そして少量の水を原料に醸造される八丁味噌は二夏二冬以上熟成させるのだとか.味噌の入った木桶の上に山のように積み上げられる重石は約3トンにもなるそうです.バランスよく石を積むだけでも職人の技を必要とします.温度調節せず自然な熟成を待つ天然醸造により,大豆の旨みが凝縮され,濃厚なコク,僅かな酸味や渋みといった複雑で深い味を作り出します.

 

約600年前から醸造されている八丁味噌は伝統製法が現在でも受け継がれています.伝統の製法と味を守り続けているのは2つの蔵元,合資会社八丁味噌(カクキュー)株式会社まるや八丁味噌(まるや)です. 

 

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この写真は産直コーナーで撮ったものです.
2社は江戸時代初期から味噌を作り続けており,味噌を造る企業として最も古い歴史を持つと言われています.
保存性の高い八丁味噌は,戦国時代には家康の兵糧として重宝されたのだとか.現在ではお土産品として大活躍のようです.

 

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きらり岡崎コーナーでは八丁味噌を使ったうどんやラーメンを販売していました.

「岡崎名物八丁味噌美味BOOK2015」では八丁味噌を料理やお菓子に取り入れ提供しているお店が紹介されています.うどんや田楽,ラーメンにとどまらず,カレーやカルボナーラにも使われています.味噌を使ったプリンも美味しそうです.今度このBOOKを持って食べ歩きお散歩をしよう♪

 

参考URL
八丁味噌協同組合:http://www.hatcho.jp/index.html

 

  f:id:osanpowanko:20140227173908p:plain 軽食コーナー

 

きらり岡崎コーナーの隣にあるのが,軽食コーナーです. 

 

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岡崎名物八丁味噌を使用したメニューや地元の特産品「むらさき麦」を使用したメニューを楽しめます.


【むらさき麦】
大麦の一種で穂が紫色になり美しい景観を創りだす麦です.食用というより染物などに使われていたようで,化学薬品ができるまで染料として用いられていたんだよと道の駅のスタッフの方が教えてくれました.
ほとんど栽培されなくなっていたむらさき麦ですが,1994年から再び栽培が行われるようになりました.特産品として売り出すことで,種の存続に取り組んでいるようです.道の駅「藤川宿」でもむらさき麦を使用したお土産を販売しています.

 

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むらさき麦加工品の販売というよりも,道の駅全体がむらさき麦を意識した作りになっています.軽食コーナーの壁にはむらさき麦畑の大きなパネル(写真)が展示されていました.さらにスタッフのみなさんのジャケットも紫色です.
むらさき麦は5月頃が見頃で綺麗なのだとか♪ 毎年20日頃には「むらさき麦祭り」が開催されるそうです.
むらさき麦はうどんや麦入りのおにぎりだけではなく,おはぎやお饅頭,バームクーヘン,チーズケーキにまで加工されています.それらの加工品を味わいながら色付いた麦畑を眺めることができるのかなぁ.むらさき麦畑は綺麗なんだろうなぁ”

 

施設の外にはテイクアウトコーナーがありました.

 

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岡崎市額田地区の猪肉を使用しています.注文を受けてから作ってくれているようです.

 

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マスタードの他にバジルソースがあったので,半分ずつかけました.ぱりっとしていて食べごたえのあるソーセージです.油っこくなくて美味しいですし,肉をしっかりと感じます.バジルソースはトマトと一緒になってより爽やかに感じさせてくれました.パンには米粉も使われているそうです.

 

  f:id:osanpowanko:20140227173908p:plain 産直コーナー

 

もう一度,施設内に戻って,今度はお買い物です♪
地元で採れた新鮮野菜や加工品,八丁味噌やむらさき麦加工品といったお土産を販売しています.
「道の駅藤川宿むらさきコーナー」がありました. 

 

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ぶどうジュースや巨峰ジャム,むらさき麦を使ったうどん・そばもありました.加工品だけではなく赤玉ねぎや水菜,ナスといった紫色の野菜も集められています.

むらさき麦を使ったパンも販売していましたよ.

 

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もうひとつの特産品,八丁味噌はビールにもなっているのですね!!

お土産品だけではなく精肉,卵,米などを販売しています.お米は地元岡崎産のものもありましたが,新潟産の米も販売していました.

 

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冷凍食品コーナーもありました.スーパーマーケットのようなお店でもあるのですね”

 

f:id:osanpowanko:20140227173908p:plain 道の駅スタンプ

  

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スタンプのインクも“むらさき色”です.

 

つぎはどこをお散歩しようかなぁ... 

 


 

名称 藤川宿(愛知県-15)
住所 愛知県岡崎市藤川町字東沖田44番地
アクセス 国道1号線沿い
公式サイト http://fujikawa37.com/
ポイント 岡崎市の花は,麦と同じ美しい紫の「藤」.