【訪問日:2017年6月】
今日は静岡県の道の駅「風のマルシェ御前崎」の2回目のお散歩です.「遠州夢咲牛」を食べに来ました♪
遠州夢咲牛とはJA遠州夢咲館内で生産されているブランド牛肉で品質基準も設けられています.品種は黒毛和牛.脂の質が良く柔らかく深みのある味わいが特徴なのだとか.
【キッチン御前崎】
営業時間は9:00-18:30です(ラストオーダーは18時).
夢咲牛ハヤシライス(1500円)です .
とっても濃厚でした.ソースは「夢咲牛ハヤシライス」を提供する各店でオリジナルのものを提供しているとのこと.ほかのお店との食べ比べも楽しそうですね.
夢咲牛は柔らかく煮込まれています.大きさもあるので食べごたえがありました!
トマトの味もしっかりしますが濃厚なバター風味です.トッピングの玉ねぎは良い歯ごたえで美味しかったです.
遠州夢咲牛.ステーキでも食べてみたいなぁと思いました.
遠州御前崎には「遠州黒豚」というブランド豚もあります.油の融点が低くとろけるような感じが特徴だそうです.キッチン御前崎では遠州黒豚をつかったカツレツライスや生姜焼き丼も食べることができます.
黒豚もすごく気になったのですが...御前崎といえばカツオというほど,カツオが有名なのだそうです.道の駅から車で20分くらいのところにある「御前崎海鮮なぶら市場」でも生のカツオを販売していましたよ‼
ということで,鰹のたたきと生シラスの海鮮丼(980円)です.
平日は1日限定5食とのこと.この日は食べることができました!! 写真には写っていませんが,小鉢やお味噌汁も付いて1000円以下で食べられるなんてお得ですね”
鰹のタタキの炙り具合がちょうどよく,美味しかったです.新鮮な鰹と生シラスでした.ご飯は酢飯ではなく温めの白ご飯です.ワカメやシソといったトッピングも乗っていて爽やかに食べられます.
シラスを使ったメニューは,まだあります.
シラスがトッピングされた「しらすソフト」も販売していました!
季節のフレッシュジュースも注文しました!今の時期はイチゴジュース(350円)です.
スムージーのようなジュースで,とっても甘かったです.夏にはメロンジュースとなるようです.
【6月の農産物直売所】
前回お散歩したのは冬だったので,大根やはばのりを販売していましたが,今回はこんなに大きなニンニクを見つけました!!!
大きさが伝わるでしょうか!? 片手いっぱいくらいのニンニクです.
2015年1月にお散歩した時は整備中でしたが,温室のような施設も完成していましたよ.
天井の方でトマトを栽培中です.土を使わない水気耕栽培で,さらに1本のトマトを栽培槽で育て枝葉を棚に伸ばしていくという水平放任栽培という方法がとられています.赤くなるのが楽しみですね♪
【訪問日:2015年1月】
今日は静岡県の道の駅「風のマルシェ御前崎」で雨の中のお散歩です.
イベント広場を中心に農産物直売所やレストラン,展示温室などが周囲に建っている道の駅「風のマルシェ御前崎」.建物の写真がうまく撮れなかったので,最初の写真は道の駅と御前崎市の案内看板にしました.
2014年4月にオープンした道の駅
道の駅「風のマルシェ御前崎」は2014(平成26年)4月5日にオープンしました.静岡県では22番目の道の駅です.
指定管理者はウェイザ.ウェイザは高速道路のサービスエリア事業を展開する中日本エクシス株式会社のグループ会社です.東京都唯一の道の駅「八王子」の指定管理者でもあります.
道の駅「風のマルシェ御前崎」は御前崎市の「農業振興拠点施設」との位置付です.道の駅の敷地内にはビニールハウスや栽培展示用畑,温室があります.まだ整備中で利用できないようですが,新鮮野菜を購入し食べるだけではなく,体験もできる道の駅なのですね”
右の写真は情報コーナーに設置されていたスタンプ.新しい道の駅のはずですが,なぜか年季が入っています.
農産物直売所
イベント広場の周辺はアーケードが設置されている部分もあり,雨の日でもちょっと安心です.農産物直売所の営業時間は9時から18時です.
野菜やお菓子,名産品が並ぶ直売所は,商品棚が高すぎず圧迫感のない店内でした.
今日のお散歩はお昼すぎ.「朝早くに来ると,もっとたくさんの野菜があるんだよぉ」と販売スタッフさんが教えてくれました.新鮮野菜が目当てならば,午前中に来るのがポイントだそうです.
店内に残っている野菜を見ていると立派なキュウリを見つけました.
冬のこの時期,スーパーで販売されているキュウリは貧弱なものが多く値段も高く感じます.こんなに入って180円なんてお得ですね♪
道の駅「風のマルシェ御前崎」のオススメを聞いたところ,「はばのり」を紹介してくれました.
これは,手摘みのノリ.海が近いこの地では,岩についたノリを手で採り,洗って干してシート状のノリ「はばのり」を作っているのだそうです.ノリのそばにくると,とても良い香りがしました♪ 炙って食べるとさらに香り立つそうです.お味噌汁にしても美味しいのだとか.
1枚700円の値が付くノリもありました...高級品です.「市場魚貝類図鑑」の紹介を見ると,採れる量が少ないため流通は限定的なのだとか.高級品なわけです.「はばのり」に出会えたこと自体も珍しいのですね”
道の駅では,どこにでも売っているようなお菓子や食べ物も扱っています.もちろん地域の人の利用を考えると一般的な商品を置くことも大切なのでしょう.でも,生産量が少なく全国的に流通しない商品が手に入ることもあるのです.地元の人にとっては“特別”なものではないかもしれませんが,観光客にとっては嬉しい発見です.販売経路が限られてしまうと大きな収入にはつながらないかもしれませんが,どこでも手に入るようになってしまうと,なんだか価値が下がる気がします.いつまでも“ここにしかないもの”でいてほしいです.
「はばのり」せっかくなので買って帰ることにしました.炙って食べよう♪ 楽しみです.
直売所の隅っこで芽キャベツを見つけました!
芽キャベツがなっているところは初めて見ました.葉の下,根元の方に鈴生り状態です.ひと株に60から70個なるそうです.ここは体験ゾーンではありませんが,農業を体験している気がします.もちろん販売もしています.
ラジオで聞いたのですが,静岡県は芽キャベツの生産量第1位なのだそうです.芽キャベツは乾燥した気候を好むので,遠州の空っ風が吹き付けるこの地での栽培が盛んなのですね.収穫は手作業.しかも冬の寒い時期に行われるため大変なのだそうです.
冬のオススメはやっぱり大根.
この箱入り大根よく見てみると...
バラ売りはしてまません” でも大丈夫.一本ずつ売っている大根もあります♪
冬のオススメはもうひとつあります.干し芋です.
丸いもの平たいもの,丸をぶつ切りにしたもの,ヒモのようなもの,柔らかめ,しっかり乾燥,赤っほいもの...などいろいろなタイプの干し芋が売っています.写真に写っている「さっちゃん切干し」を製造する(株)御前崎ファームランドによると全国に先駆けて芋切干が考案された地が遠州地方,御前崎なのだとか.
干し芋.みなさん覚えていますか?道の駅「いたこ」をお散歩したときのことです.
茨城県は干し芋生産量,全国1位.道の駅「いたこ」にもたくさんの種類の干し芋が並んでいましたね.でも,戦後,干し芋の生産量が最も多かった地は静岡県です.静岡の地にサツマイモが伝わったのは1766年のことで,薩摩藩の難破船を救助したお礼だったそうです.現在,静岡県の干し芋生産量は2位ですが,古くから干し芋造りが行われていたのは確かです.茨城の村長さんが干し芋づくりの視察に来た地は静岡ですもんね”
そうそう,150号線沿いでは干し芋の看板を見かけましたよ.
農産物直売所にはお酒コーナーやお菓子コーナーもあり,静岡銘菓や御前崎のお菓子も売っていました.また,静岡の名産品お茶や茶そばも扱っています.御前崎のブランド茶は「御前崎つゆひかり」です.
あ!! 亀まんじゅうだ.
こちらも御前崎名物のようです.
食べるのが大好きな《ころ》は道路沿いにあった看板を見逃していませんでした.こんなに大きなサイズなんだ...ちゃんと箱に入っていて,立派なお土産です.でも子ガメサイズのまんじゅうも売っています.今回は小さい方を買って食べることにしました(1個110円).餡がたっぷり入っています.皮はしっとりしていました.
甘いものを食べて元気になったので,ちょっと観光に行ってみます.
でもその前に,レストランをのぞいていこう♪
レストラン「キッチン御前崎」
このレストランでは,遠州夢咲牛(えんしゅうゆめさきぎゅう)を使ったハヤシライスが食べられるようです.「遠州夢咲牛」とは,JA遠州夢咲管内で生産されるブランド牛.高品質の黒毛和牛です.良質な脂が特徴なのだとか.
農産物直売所でも販売していました.
そのお肉を使ったハヤシライス,遠州御前崎夢咲牛ハヤシライスには「夢咲牛の肉の塊をのせること」との定義があります.写真を見たのですが,まるでビーフシチューのようでした.ハヤシライスにはその他に,御前崎産の野菜を使うようにするなどの定義もあります.今度食べてみたいなぁ”
近くの観光スポット
【浜岡砂丘】
浜岡砂丘は太平洋側最大級の砂丘なのだそうです.天竜川から流出する土砂が潮流や強い西風によって内陸に運ばれることで砂丘が形成されます.明治中期に木を用いた飛砂制御技術が考案されるまで,人々は砂丘のめまぐるしい変化に悩まされていたようです.
砂丘を見るために,整備された階段を上って行きました.しかし途中で階段はなくなり,なんだか険しい道になってしまいました.
さらに上の方へ到達しても,松が植えられているため砂丘は見えません...
海を見るには駐車場から見えるこの砂山を登るしかなさそうです.雨が降っていても良いこともありました♪ 砂が湿っていたため,歩きやすかったです.
おさんぽわんこ達の足跡ではありませんよ! 近所の犬の散歩コースなのかなぁ!??
こちらが海の眺め.海岸沿いには風力発電の風車もあります.
鳥取にある砂丘とはまた違った雰囲気です.
道の駅「風のマルシェ御前崎」からは車で5分程度.そういえば,道の駅の直売所ではこんなお菓子も売っていました.
道の駅スタンプ
お手洗いの近く,情報コーナーにありました.
つぎはどこをお散歩しようかなぁ...
名称 | 風のマルシェ御前崎(静岡県‐22) |
住所 | 静岡県御前崎市合戸字海岸4384番地1 |
アクセス |
国道150号線沿い |
公式サイト | http://www.omaezaki-marche.com/ |
ポイント | 干し芋がしっかりあります♪ |