読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

道の駅 「玉露の里」の思ひで…

22.静岡県

 

f:id:osanpowanko:20140227173908p:plain 【訪問日:2014年5月】

 

今日は静岡県の道の駅「玉露の里」でお散歩です.

 

f:id:osanpowanko:20140619135324j:plain

 

 

道の駅「玉露の里」へは,くねくね道の県道209号線をずんずん進みます.山の斜面には茶畑が見えました.
「玉露の里」周辺は朝比奈地区といわれ,朝比奈玉露やてん茶(抹茶の原料となるお茶),かぶせ茶(太陽の光を約1週間遮って育てた新芽)の栽培が盛んな地域です. 

 

f:id:osanpowanko:20140619135431j:plain

f:id:osanpowanko:20140619135442j:plain

 

車で走っていて,何度も朝比奈川を渡った気がします...でも「玉露の里」へはちゃんと看板が出ているので安心です.

「玉露の里」はお食事処「茶の華亭」と茶室「瓢月亭」からなる施設です.

 

f:id:osanpowanko:20140619135628j:plain

 

道の駅は「茶の華亭」の方で,そこにはお土産を扱う物産館もあります.茶室「瓢月亭」は道路を挟んで反対側にあり,日本庭園や玉露の歴史文化園といったスペースは無料で見学できます.

 

物産館では玉露茶や採れたて野菜などの地元産品を販売しています.野菜たちは上品に陳列されていました.

 

f:id:osanpowanko:20140619135853j:plain

 

あ” この前お散歩に行った道の駅「宇津ノ谷峠(上り線)」でも見つけたハチクです.  

 

f:id:osanpowanko:20140619135942j:plain

 

でも,ここでは「はちこう」と書いてあります.
調べてみたところ「はちこう」とは5月下旬頃に採れる破竹のタケノコのこととありました....なので,「はちこう」とはハチクの別称のようです.

 

店内を見てみます.大きなどら焼きはお茶菓子に良いですね” 

 

f:id:osanpowanko:20140619140400j:plain

f:id:osanpowanko:20140619140410j:plain

 

どら焼きだけではなく,お茶菓子になりそうなドライフルーツを売っていました.あんず・イチジク・梨・林檎・きんかん・ぶどう・桃・いちご・メロン...豊富な品揃えです.また「抹茶パイ」や「静岡茶ようかん」といったお茶を使用したお菓子もありました.
わさびや生姜の漬物など,しょっぱい食べ物もありましたよ♪ どれもお茶に会いますね.

 

もちろんお茶も販売しています.

 

f:id:osanpowanko:20140619140657j:plain

 

あまり店内は広くないですが,いろいろな種類を扱っています. 

 

f:id:osanpowanko:20140619140825j:plain

f:id:osanpowanko:20140619140841j:plain

 

舞妓さんや富士山をデザインしたものなどがありました.外国のお客さんを意識しているのかもしれません.店内には和風な文具を扱うコーナーがありました. 

 

f:id:osanpowanko:20140619141051j:plain

 

ソフトクリームの看板も英語や韓国語で表記されていたし,外国のお客さんがたくさん来るのかなぁ....

 

 f:id:osanpowanko:20140227173908p:plain 日本茶の輸出

 

外国でも日本茶が人気のようです.
健康志向の高まりや日本食ブームが追い風となり,日本茶の輸出量が増加にあります. 

 

f:id:osanpowanko:20140619141231p:plain

 (出所)データは農林水産省ホームページ「平成24年度 食料・農業・農村白書」より.

 

輸出量を国別にみると,約半分をアメリカが占めています.2012年のアメリカへの輸出量は1127tで全体の48%を占めていました.

アメリカ,カリフォルニア州にある都市ビバリーヒルズにはjapanese green tea を販売するお店があり,お客さんからは日本茶に対して「ヘルシー」や「リラックスできる」との意見が出ていました(BS1「国際報道2014」2014年6月13日放送).健康志向を背景に,若者や富裕層の間で日本茶がブームとなっているそうです.同番組では,日本茶を海外に売り込むための取組が紹介されていました.アメリカで人気が出るように,日本茶にインパクトのある香りを付けて販売する業者もいるそうです.「柚子」や「梅・昆布・しそ」といった和風な香りもありましたが,「チョコバナナ」といった変わり種もありました.普段飲んでいる緑茶にチョコバナナの香りを加えようとは,なかなか思いつきません.

香り付きのお茶を好むといった消費者の傾向を分析し,それに合わせた製品開発を行うことで輸出拡大につなげているのですね” ちなみに,ヨーロッパでは緑茶に砂糖を入れる人が多いです.紅茶と同じ感覚ですね.

 

輸出額は増加傾向にあり,2012年の輸出額50.5億円で5年前と比べ約1.5倍になっています.また,緑茶の輸出量は2005年と比較すると2012年時点で約2倍に増加しています.しかし,EU向けの輸出をみると減少傾向にあります.背景には,残留農薬基準の改訂や原発事故による放射性物質に関する輸入規制があるようです.また他国産に比べ日本で生産される緑茶は価格が高いといった弱みがあります.
日本からの輸出先として大半を占めるアメリカですが,アメリカの輸入先(2011年)で一番のシェアを誇るのが中国です.アメリカは緑茶の69.8%を中国から輸入しており,日本からの輸入は7.3%に過ぎません(データは農林水産省「茶の輸出戦略」より).

日本政府は2020年の茶の輸出額を150億円(2012年は50.5億円)に増大させる目標を立てています.安全性や健康食品としての効能をアピールし,アメリカだけではなく,ロシアやEUへの輸出も強化していくようです.また,茶器や日本の食文化とセットにすることで緑茶の魅力を伝えていくようです.

日本茶については 道の駅 「にしお岡ノ山」の思ひで…も参考にしてください.

道の駅「玉露の里」でも茶器が販売されていました.

 

f:id:osanpowanko:20140619141718j:plain

 

 抹茶セット1545円です.このくらいの価格なら気軽に買って使えますね”

フレーバーティーといった新商品開発の取り組みが,日本茶の輸出を後押しすると良いですね”


さて,ここのメインは物産館ではなく,茶そばや玉露茶葉のてんぷらが味わえる「茶の華亭」のようですが,…残念ながらお食事処は準備中でした.

 

f:id:osanpowanko:20140619141934j:plain

f:id:osanpowanko:20140619141944j:plain

 

仕方がないので...茶そばを買って帰ろうかなぁ” 

 

 f:id:osanpowanko:20140227173908p:plain 玉露の里

 

道路を挟んで反対側には,本格的な茶室「瓢月亭(ひょうげつてい)」や日本庭園があります. 

 

f:id:osanpowanko:20140619142136j:plain

 

 お食事処と物産館のある施設の方から歩いていくことができます.道の駅に車を止めて歩いていくのがおススメです.

“玉露の里”のメインの施設はこっちなのかなぁ...
バス停名も「玉露の里」です.朝比奈線のバス発車時刻表を見ると,平日のお昼(8時から19時)はそれなりに1時間に1本来そうです.“それなりに”です.バスが来ない時間帯もあります.

 

茶室「瓢月亭」に入るのは有料ですが,それ以外の庭園などは無料で整備された施設内をゆっくりとお散歩できます.

 

f:id:osanpowanko:20140619142336j:plain

f:id:osanpowanko:20140619142347j:plain

 

こちら側にも道の駅スタンプがありました.
茶室では和菓子を楽しみながら玉露・抹茶のお点前が体験できるようです.椅子の席も用意されています.

 

吊り橋をわたって物産館の方へ戻ります.

 

f:id:osanpowanko:20140619142623j:plain

f:id:osanpowanko:20140619142634j:plain

 

山々に響く鳥の声,川の音,モンシロチョウの追いかけっこに,前をちょちょっと横切るトカゲ君...
自然豊かな場所で,今日はのんびりとお散歩しました.

 

今回は遠慮しておきましたが...

 

f:id:osanpowanko:20140619143106j:plain

 

 お食事処の方には「ふるさと世界の昆虫館」もあります.お忘れなく.

 

f:id:osanpowanko:20140227173908p:plain ソフトクリーム

 

f:id:osanpowanko:20140619143302j:plain

 

玉露ソフトクリーム(350円).売店のレジで注文すると,“準備中”でしたがお食事処から持ってきてくれました.

粉末のお茶が練りこまれているようです.上から茶葉をふりかけているわけではありません.甘いソフトクリームで,お茶の香りが後から口に広がります.
道の駅「彼杵の荘」で食べたそのぎ茶ソフトクリームとはまた違った味わいです.

 

「Gyokuro Soft Cream」 green teaとも書いてあるし,イラストもあるので,“Soft Cream”でもきっと伝わります.

 

f:id:osanpowanko:20140227173908p:plain 道の駅スタンプ

 

f:id:osanpowanko:20140619143532p:plain

 

物産館入口を入って左側にありました.
また,茶室や日本庭園がある「玉露の里」の方にも設置されています.

道の駅「玉露の里」のある岡部町は京都の宇治,福岡の八女と並び玉露の日本三大産地に数えられており,朝比奈玉露は農林水産大臣賞・産地賞を受賞しています.

 

つぎはどこをお散歩しようかなぁ... 

 


 

名称 玉露の里(静岡県‐12)
住所 静岡県藤枝市岡部町新舟1214-3
アクセス 県道209号線沿い.県道静岡朝比奈藤枝線
関連サイト http://www.cbr.mlit.go.jp/michinoeki/fl_s_12.html
ポイント 朝比奈川を行ったり来たり.

 

【参考ホームページ・参照文献】

農林水産省(2013)「茶の輸出戦略」

お茶百科:http://ocha.tv/
農林水産省:http://www.maff.go.jp/index.html