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道の駅「しもにた」の思ひで…

10.群馬県

 

f:id:osanpowanko:20140227173908p:plain 【訪問日:2016年3月】

 

今日は群馬県の道の駅「しもにた」でお散歩です.

 

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道の駅「しもにた」は建物が円形にデザインされています.使われている木材は地場産の杉なのだとか.以前お散歩に来たときは,この通路沿いにツバメが巣を作っていましたよ.
お散歩に来たのが夕方だったので...営業しているか心配でしたが,産物販売館は18時まで営業していました.

 

  f:id:osanpowanko:20140227173908p:plain 特産物販売館

 

レジにいた係りの方にオススメ商品を聞いたところ「野菜はちょうどない時期なんだよぉ」と残念そうに話していました.でも,珍しい野菜がありました‼

お店の方が教えてくれたのは下仁田葱の苗(150円)です.

 

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「これを畑に植えると下仁田葱になります.」とのことです.苗だけれどもネギ味噌やかき揚げなどに調理して食べることもできると話していたので,買って帰ることにしました♪

【下仁田葱】
白い部分が短く太いのが特徴での下仁田葱.軟白部は15‐20cm程度,太いものは4cm程度もあるのだとか.緑色の葉の部分が濃い色をしていることも特徴のひとつです.甘み,そして生で食べた時の辛味が強いネギで, 熱を通すと甘くトロッとした食感になるため,冬限定の旬の食材として人気があります.下仁田葱の販売時期は11月から2月頃までだそうです.
野菜の下仁田葱は取り扱っていませんでしたが,下仁田葱を使ったお菓子は販売していました.

 

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下仁田葱の栽培には200年以上の歴史があります.主産地である下仁田町馬山地区で栽培が盛んになったのは大正時代に入ってからのことだそうです.礫を含んだ粘質土壌であることが下仁田葱特有の肉質を作り出すのだとか.そのため,近隣の群馬や長野の農事試験場が下仁田葱の栽培試験を行ったのですが,うまく育つことはありませんでした.つまり,美味しい下仁田葱は‟しもにた”でなくては育たないのです.
道の駅「しもにた」には,こんな商品もありました.

 

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町の特産物は食べ物としてだけでなく文具としても活躍しています.

下仁田葱は種をまいてから収穫まで15ヵ月もかかるため,その年その年の気象条件に左右されやすい品種なのだそうです.

栽培に手間がかかる野菜がもうひとつ.こんにゃく芋です.

【こんにゃく】
「こんにゃく製品は年中扱っています.」とのこと.

 

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特産物販売館にもこんにゃく製品がたくさん並んでいました.「こんにゃくぱん」という商品もあります.

 

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小麦粉とこんにゃく粉から作ったパンで,食物繊維たっぷりなのだとか.さらに卵不使用でバターの量も通常の食パンの2/3程度にしていることから,カロリーが少なめの食パンです.こんにゃく粉を使うことで‟ふんわり・もちもち”の食感を出しているのかなぁ⁉
「こんにゃくぱん」のパッケージに描かれているのが,こんにゃくのもととなるこんにゃく芋です.

 

こんにゃく芋はサトイモ科の植物です.原産地といわれるインドシナ半島には,こんにゃく芋の形状から「象の足」という呼び名もあるそうです.
こんにゃく芋は寒さに弱いため寒い時期に掘り起こし,温度と湿度が管理された場所で貯蔵します.低温に弱いこんにゃく芋の保管は非常に難しいそうです.新聞紙でくるみ,風通しの良い13℃以上の場所で保管する必要があるのだとか.群馬県特有の冷風(上州空っ風,谷川おろし)が貯蔵時の最適な環境を作り出しています.
従って…群馬県はこんにゃく芋の生産量の90%以上を誇る大産地です. 

 

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(出所)データは農林水産省統計,特定作物統計調査より.

 

こんにゃく芋は群馬県を中心とする北関東での栽培に適している作物です.群馬県のこんにゃく芋収穫量は5万6500トンと2位の栃木県(1790トン)を大きく上回ります.

こんにゃくはこんにゃく芋から作られるのですが,こんにゃくを作るのに適したこんにゃく芋は3年ほどかけて育てたの芋です.タネイモを植えてから,冬の寒い時期は温度管理された貯蔵庫で保存され,春には再植え付けされるという工程を繰り返します.3年もの歳月をかけ30cm程度に成長するのです. 

 

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粉からこんにゃくを手作りできるキットも販売していました.

 

栽培に手間と時間のかかるこんにゃく芋ですが,下仁田町には栽培される理由があるようです.
・山間にあり日照時間が短い
・傾斜に畑があるため水はけがよい
・台風などの水害が少ない
下仁田町の環境は,強い日差しを嫌うこんにゃく芋栽培にも適しているのです.また,こんにゃく芋からこんにゃくを製造する際の製粉の過程で水車小屋が利用できたことも,こんにゃく作りが下仁田町で盛んな要因として挙げられています.

 

道の駅「しもにた」では玉こんにゃくや糸こんにゃく,板こんにゃくといった昔ながらの種類だけではなく,新しいタイプのこんにゃく製品も販売しています.
こんにゃくアイスです. 

 

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パンと同様にカロリーオフで食物繊維が豊富な食べ物になっています.イチゴ,ココナッツ,ブルーベリー,小豆,マンゴーなどいろいろな味がありました.
こんにゃくならではの質感を生かした商品「マンナンレバー」です.

 

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ごま油と塩で食べるそうです.色もレバーそっくりです...色といえば,カラフルこんにゃくのセットもありました.

 

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お土産になりそうな品です.
普通のこんにゃくですが,こんなものも!

 

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大きさが伝わるでしょうか⁉ 1.5㎏のこんにゃくです.しらたきもたっぷり入ったお徳用を販売していました.

 

f:id:osanpowanko:20140227173908p:plain 道の駅スタンプ

     

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下仁田葱とこんにゃく芋がデザインされています.葱には手足がりますが,目鼻はありませんでした.下仁田葱の白さを強調したのかなぁ?

 

つぎはどこをお散歩しようかなぁ... 

 


 

名称 しもにた(群馬県-16)
住所 群馬県甘楽郡下仁田町大字馬山字長割3766-11
アクセス 国道254号線沿い
関連サイト http://www.ktr.mlit.go.jp/honkyoku/road/Michi-no-Eki/station/gunma_simonita/
ポイント 葱とこんにゃくの町”下仁田

 

【参考ホームページ・参照文献】

下仁田町ホームページ「ネギとこんにゃく」:http://www.town.shimonita.lg.jp/m04/m07/index.html日本こんにゃく協会:http://www.konnyaku.or.jp/index.html