【訪問日2014年1月】
暗くなってしまいましたが,今日は道の駅「いたこ」をお散歩です.
東関東自動車道潮来ICを降りて直ぐの「いたこ」.観光案内や物産販売が行われる「うるおい館」には大型ディスプレイが設置されています.
新鮮市場「伊太郎」では,野菜やお米,お弁当を販売しています.漬物や佃煮も沢山ありました.「いたこ」では農産物だけではなく,水産物も扱っているようで,“はまぐり” を見つけました.
レストラン「潮来こめ自慢 おふくろ亭」では潮来産のコシヒカリを100%使用しているそうです.潮来在住の主婦の方々による料理研究会で創られたレシピが中心で,季節に合わせた限定メニューがあるとのこと.今日は,夕方だったので閉まっていました...またお散歩に来たらぜひ食べてみたいなぁ….
「うるおい館」は県内随一のお土産スポット.館内では,「3000種類の品揃え~」とアナウンスが流れていました.ストラップやマグネットといった“道の駅グッズ”も販売しています.なお,買い物の際の袋は寄付のため有料となっております,とのことでした.
「いたこ」には利用時間に制限があるようですが,電気自動車充電スタンドも設置されています.
今回のお散歩では,“干し芋の特設スペース”を見つけました.よく見かけるような5ミリくらいにスライスしたものだけではなく,細めの芋を切らずにそのまま乾燥させたもの(「丸干し」タイプ)もありました.また乾燥具合も様々で,食べ比べしてお気に入りを探したいですね.
茨城の乾燥いも
茨城県は納豆が有名ですが,干し芋の生産が日本一なのです.
茨城県はサツマイモの生産量は全国2位ですが,干し芋の生産量は全国1位で,99%の全国シェアを誇ります.
グラフを見ると...茨城県だけ桁違いなのがよく分かります.2008年には69億円の干し芋を生産したそうです.ちなみに,同年の全国の干し芋生産額は70億円です.
保存食として全国へ広まった干し芋は,江戸時代に静岡県で誕生しました.戦後,干し芋の生産量は静岡県が全国1位でした.しかし,静岡県では干し芋の生産を温室メロンやイチゴの栽培に切り替えたため,1953年をピークに生産量が減少し始めました.
茨城県で製造されるようになったのは明治41年からです.最初に製造を始めたのは“湊町のせんべい屋”だったそうです.1900年代初頭,茨城県で干し芋作りが普及した要因のひとつに,前渡村(現ひたちなか市)の財政破綻があります.当時の村長(大和田熊太郎)は村の再建のために,干し芋製造を柱とした農業発展政策を行いました.彼は干し芋製造を根付かせるために,静岡まで視察に行ったそうです.
現在,茨城県の東海・ひたちなかから鉾田にかけて数多くの生産者が軒を連ねています.ひたちなか市那珂湊地区は最も早く干し芋を生産しはじめた地域で,季節限定ですが干し芋づくり体験ができる施設もあるそうです.
道の駅スタンプ
スタンプは「うるおい館」入口付近にありました.2種類のスタンプがありました.スタンプを押す時は“向き”に気お気を付けください.
つぎはどこをお散歩しようかなぁ...
名称 | いたこ(茨城県-8) |
住所 | 茨城県潮来市前川1326-1 |
アクセス | 県道101号線沿い. 東関東自動車道,潮来I.C.を降りてすぐ右.(I.C.より800m) |
公式サイト | http://www.michinoeki-itako.jp/ |
ポイント | お土産の種類が豊富です. |
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